ニューバランスキッズ574レビュー|耐久性に難あり?サイズ感や特徴、996との比較も

ニューバランスキッズ574レビュー|耐久性に難あり?サイズ感や特徴、996との比較も 子ども靴
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息子の5歳の誕生日にニューバランスのキッズシューズを購入しました。

選んだのは定番の996でも313でもなく「574」

キッズサイズのPV574を実際に購入、半年履かせてみて思ったのは・・・

下の2歳娘が履いているIO313と比べてかかとのホールド感が弱く、靴全体の傷みが早かったです。

我が家は1足だけを履き倒しているので十分かもしれませんが、今まで履いていたアシックスの靴にはなかったヘタリ具合で、購入から半年ちょっとで買い替えになりそうです。

個人的にちょっと残念なお買い物になってしまったので、これから購入する方の参考になればと思いレビューします。

人気の996との比較もしているのでぜひ最後まで読んでみてください。

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ニューバランスキッズPV574の特徴

ニューバランスキッズPV574は、大人のライフスタイルモデル「574」のキッズモデル。

親子でお揃いのコーディネートも楽しめるようになっています。

環境にやさしいエコな材料と作業工程で仕上げたサスティナビリティプ対象商品。
人工皮革ではなく天然皮革を使用した珍しいモデルです。 
そのためか、996や313などと比べて値段もお高め。

サイズ展開17.0~21.5cm(0.5cm刻み)
W(標準~やや幅広)
定価7,590円(税込)

●アッパー素材:天然皮革/合成繊維
●ソール素材:ゴム底

ちなみにベビーサイズ(12.0~16.5cm)の展開もあります。

ニューバランスNW574

ニューバランスキッズPV574を履いてみたサイズ感などをレビュー

ニューバランスPV574、初めて履いたとき

ニューバランスPV574 RE1
カラー:NAVY
サイズ:18.0cm
ウイズ:W (標準~やや幅広)
4,636円

ニューバランス公式通販サイトで、セールと誕生日クーポンの10%オフを利用して購入しました。

  • サイズ感
  • 耐久性(6ヶ月間履いた靴の状態)

についてレビューしていきます。

サイズ感

一番気になるサイズ感について。

18.0のサイズ表記に対して、中敷が18.5cmと『0.5cm』大きくなっています。

現在息子の足長は18.0cmなので、中敷が18.5cmだとつま先に0.5cm余裕がある状態。

つま先に捨て寸0.5~1.0cmほどあるのがいい状態といわれています。

PV574 サイズ選びのヒント

お子さんの足の実測+0.5cmのサイズを選べば、捨て寸1.0cmになってちょうどよいはず◎

PV574は標準~やや幅広の足に対応している「W」という幅タイプ。
特に幅広・甲高の足のお子さんにはさらにワンサイズアップの+1.0cmでもよいと思います。

耐久性はイマイチ、傷みが早い

購入したのが2022年8月。

洗い替えなしで1足だけを履き続けてます。

息子は幼稚園年中で、毎日園庭を走り回ったり、運動会の時期だったので特に活動量は多い時期だったとはいえ2023年2月現在で履き始めて6ヶ月ちょっとの様子がこちら↓

ニューバランスキッズ574レビュー

履き口の生地の傷み、色褪せが早かった印象。
きれいに履けた期間が短かったなぁ~(4ヶ月ほど?)

靴の内側がこすれてかなり傷んでいます。

下の娘に購入したニューバランス313は、息子の574より1ヶ月前から履いていますがキレイな状態。

まだサイズアウトしてないですが、さすがにこれ以上はボロボロすぎて履かせられないので買い替えです。

「サスティナブルな素材を使用している」とのことでしたが、それが耐久性の低さにつながっているのかも・・・

息子の靴はこれまでアシックス一筋で初めてのニューバランスだったんですが、購入したPV574はくたびれるのが早くて耐久性はイマイチだと感じました。

かかと部がやわらかく、足首のホールドが頼りない

人気の型番996と313はどちらもかかと部に「C-CAP」というクッション機能が搭載されています。

574もパッと見て、「C-CAPついてるな~」と思ってたんですが・・・

実はこれ、表面に縫い付けてある飾りでした!(そんなのあり!?)

実際に半年履いてみて、今まで履いていたアシックスや娘の履いているニューバランス313と比べるとかかと部の硬さが全然違い、手で押すと変形するやわらかさ。

小さい子どもの足のためには、かかと部がしっかり硬く、足首をホールドしてくれるものが理想。

PV574はかかとがやわらかいせいか履き口が拡がりやすく、走るときに足首が倒れたり、脱げそうになったりと5歳息子の活発な動きを制限してしまっているように感じました。

履きやすくフィット感調整しやすいベルト

PV574の良かったところは、1本ベルトで子ども自身の脱ぎ履きがしやすく、折り返し面ファスナーでフィット感の調整がしやすい点。

こんな感じでガバッと開いて足入れがしやすく、1本ベルトといっても中央部分は2本に分かれているので足の甲に沿う形でベルトを締められると感じました。

キッズサイズになると「紐+ベルト」のタイプも増えてきますが、特に甲高の子は紐タイプだときつくて履けないという場合も。

幅広・甲高のお子さんには、こういった1本ベルトが脱ぎ履きしやすく自分の足に合わせて締め具合を変えられるのでおすすめです!

ニューバランスキッズ574と996の違いを比較

次にニューバランスのキッズシューズで、574とよく比較されるの定番モデルの996との違いをまとめてみました。

ニューバランスキッズ996の特徴

NB KIDSを代表する人気モデル、LIFESTYLE「996」のキッズバージョンが、クッション性と屈曲性を高めたライトウェイトソリッドラバーのソール、new balanceロゴをプラスした面ファスナーを採用しv3にアップデート。
親子でのコーディネートも楽しめる、シーンを選ばない定番カラーで展開。

M (やや細い~標準)ウイズに加え、オフィシャルショップ限定で、W (標準~やや幅広)ウイズを展開。
2種類のウイズ展開で最良のフィットを提供します。

●搭載機能
・C-CAP

●アッパー素材:人工皮革/合成繊維
●ソール素材:ゴム底

キッズモデルのPV574とYV996の大きな違いは4つあります。

PV574YV996
かかと部なしC-CAP搭載でかかとのクッション性が高い
ベルト広めの面ファスナー1本ゴム紐+面ファスナー
ワイズW(標準~やや幅広)M(やや細い~標準)
※公式通販のみWも選択可
アッパー素材天然皮革人工皮革

一つずつ見ていきます。

かかと部

上でも書いたように、PV574にはかかと部分のクッション性・耐久性をアップするC-CAPが搭載されていません。

かかとのクッション性やホールド性は子どもの靴を選ぶうえでかなり重要ポイントなので、この点では明らかに996の方がスペックが上です。

↑画像はYV996、かかとの濃い灰色の部分がC-CAP

ベルト

PV574は折り返し面ファスナーの1本ベルト。

YV996はゴム紐+履き口に近いところに細めの面ファスナーベルト。

ベルトの付け外しだけで脱ぎ履きできますが、ゴム紐部分はこれ以上ゆるめることができないので甲高の子はきつく感じる可能性も。

ニューバランスのキッズシューズは

M(やや細い~標準)
W(標準~やや幅広)

の2種類の幅タイプがあります。

PV574は「W」で幅広さん向き。

YV996は「M」で細めのつくり。

YV996は、標準は「M」ですが公式オンライン通販のみ幅広めの「W」も選択できるんです!

実店舗や、Amazonや楽天などのネットで販売されているYM996はすべて通常の「M」タイプなので、お子さんの足が幅広で996は履けない・・・という方はぜひ公式通販から購入できる「W」タイプもチェックしてみてください。

▼幅広・甲高のお子さんには「313」がおすすめ!

【キッズ】アシックスとニューバランス313のサイズ感の違いを比較してレビュー
子どもの足の形っていろいろで、靴選びって難しいですよね。2歳の娘が今まで履いていたアシックスはやや細めのつくり。今回購入したニューバランスの313が幅広甲高の足にピッタリだったので、アシックスとニューバランスのサイズ感の違いをレビューします。

アッパー素材

PV574はアッパー部分に天然皮革、YV996は人工皮革が使われています。

天然皮革のスウェードはふんわりとした上質感がありますが、子どもの靴の使用環境は過酷なので(笑)どうしても人工皮革より傷むのが早いです。

まわりに996を履いている子がたくさんいるけど、やんちゃな男の子でもくたびれ感が出ず長くキレイな状態なので耐久性は明らかに人工皮革の方が上かと。

PV574もおしゃれだけど、色落ちや傷みが早いので注意!!

ちなみにこれは完全に自己責任ですが、靴をつけ置き洗いしようとして酸素系漂白剤につけたらスウェードの表面がヌルヌルになってものすごい色落ち・・・!
今までの靴(アシックスやニューバランス313)はそんなことなかったのでビックリでした。

まとめ:ニューバランスキッズ574を実際に履いてみて

ニューバランスキッズPV574のレビューまとめ

  • 耐久性はイマイチ:4ヶ月ほどの使用で履き口などを中心にボロボロ+色落ち、へたりや傷みが早かった
  • かかと部分がやわらかく足首のホールド力が弱いので、子どもの活発な動きを制限してしまった
  • 幅広のつくり、ベルトの締め具合でフィット感を調整しやすい

購入時に悩みやすいYV996との違いも比較してまとめました。

PV574の方が値段が高い(製品によっては同程度)わりには、YV996の方が

  • かかと部分にC-CAPが搭載され、クッション性・耐久性が高い
  • 人工皮革で耐久性が高く、長くきれいに履ける

ということで子ども靴としてのメリットは多いと感じました。

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やっぱり人気の定番モデルだけはあると納得!

個人的にはPV574は毎日ガンガン履くというよりは、洗い替えやおでかけ用と言った感じで使うとサイズアウトまできれいな状態で履けるのかなと思います。

▼ニューバランス996と313の違いが知りたい方はこちらも

ニューバランスベビー・キッズ313と996の違いは?特徴やサイズ感、選び方を解説
ニューバランスのベビー・キッズシューズを買おうと思って調べてみると、種類がいろいろあってどうやって選べばいいのか悩みますよね。ニューバランスのベビー・キッズシリーズで人気の2モデルは996と313。その2つの特徴や違いを簡単にまとめたのでぜひ参考にしてみてください。

サイズ選びに不安な方は、月額500円のAmazonプライム会員向けに『Try Before You Buy』という自宅で返送料無料で試着できるサービスもあるのでぜひこちらも利用してみてください。

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シューズ選びの参考になれば嬉しいです。

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コメント

  1. まる より:

    サステナブル素材になってから弱くなってると思いますよ。

    • kumin キートス より:

      まるさん
      コメントありがとうございます!嬉しいです!
      サステナブル素材に替わって強度が弱くなってしまったんですね・・・
      時流とはいえ、フォルムやベルトの仕様などはかっこよかっただけに残念です。