バッラリーニといえば一般的なフッ素加工のフライパンと比べて耐久性が高い「グラニチウムコーティング」が有名。
バッラリーニのフライパンが良さげで気になる!
けどいろいろ種類があってどれを選べばいいかわからない・・・
似たような見た目だけどどう違うの?
という方に向けて、バッラリーニのグラニチウムコーティングフライパン9種類とその他コーティングフライパン計13種類のそれぞれの特徴をわかりやすく比較できるようにまとめました。
どのシリーズがどんな人におすすめか、バッラリーニ愛用者の私が解説していきます。
高コスパのベストセラーモデル「フェラーラ」
最上級スペック・耐久性で選ぶなら「サリーナ」
新登場!セラミック&ハンドル着脱式「ヴィンチ」
バッラリーニのグラニチウムコーティングフライパン
バッラリーニは創業1889年で、企画から製造まですべてイタリアで行う完全なるメイドインイタリー!
バッラリーニの製品はストウブの公式販売Zwiring(ツヴィリング)で取り扱いされていて、それだけでも安心できるブランドという印象。
さらに、バッラリーニのグラニチウムコーティングフライパンは雑誌LDKの『フライパン最強決定戦2022』で第1位を獲得しています!
これは気になる!!
グラニチウムコーティングの特徴は?
グラニチウムコーティングは2種の鉱物とフッ素樹脂が原料になっています。
【関連記事】バッラリーニグラニチウムコーティングは有害なのか?フッ素樹脂不使用ではないので注意
耐摩耗性に優れていて、なんと金属ヘラの使用可!
一般的なフッ素加工のフライパンは金属ツールの使用NGで、調理のときはよくても洗い物のときついついフォークやスプーンをフライパンの中に入れそうになったりして気を遣ってたので金属のキズを気にしなくていいのはかなり嬉しいです◎
グラニチウムコーティングには3つのグレードがある
バッラリーニのグラニチウムコーティングには、層構造と性能の違いで3種類のグレードがあります。
- グラニチウムコーティング(5層)
- グラニチウム エクストリームコーティング(強化5層)
- グラニチウムTi-Xコーティング(7層)
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グラニチウムコーティング
基本のグラニチウムコーティング、2種の鉱物とフッ素樹脂を原料とした5層構造で一般的なフッ素加工と比べて耐摩耗性に優れています。
グラニチウムエクストリームコーティング
グラニチウムEXコーティングは、グラニチウムコーティングと比べて耐久性が強化されていてこびりつきにくさが2倍長持ち。
こちらのグラニチウムEXコーティングの製品が、品質と価格のバランスで特に人気です!
グラニチウムTi-Xコーティング
グラニチウムTi-Xコーティングは、チタン層を追加し、またそれぞれのコーティング層の厚みをアップし、こびりつきにくさ・耐久性(はがれにくさ)の性能が強化されています。
バッラリーニグラニチウムコーティングフライパン13種類の特徴と違い
バッラリーニのフライパンは全部で13種類。
グラニチウムコーティングだけで9種類、他にもセラミックコーティング、その他フッ素樹脂コーティングフライパンなどがあります。
◾️比較表(※全てフライパン26cmで比較)
シリーズ名 | サリーナ | トリノ | ローマ | フェラーラ | パヴィア | アラゴーナ | NEWステラ | モンテロッソ | サルデーニャ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
コーティングタイプ | Ti-X | EX | EX | EX | グラニチウム | グラニチウム | グラニチウム | グラニチウム | グラニチウム |
IH対応 | ○ | ○ | × | ○ | × | ◯ | × | × | ◯ |
ハンドル | ステンレス | ステンレス | ステンレス | 樹脂 | 樹脂 | ソフト | 樹脂 | 樹脂 | ソフト |
サーモポイント | × | × | × | ◯ | × | × | × | × | × |
重さ | 1.24kg | 1.08kg | 1.03kg | 0.9kg | 0.71kg | 0.82kg | 0.68kg | 0.68kg | 1.1kg |
高さ(本体) | 5.5cm | 4.6cm | 4.6cm | 4.6cm | 4.6cm | 4.1cm | ― | ― | 5.0cm |
底厚 | 4.8mm | ― | ― | ― | 3.5mm | 4.0mm | 3.0mm | 3.0mm | 5.0mm |
価格(税込) | 11,990円 | 8,140円 | 6,930円 | 5,940円 | 3,630円 | 5,940円 | 3,300円 | 3,676円 | 6,050円 |
サイズ展開 | 20、24、26、28 | 20、24、26、28、 深型24 | 20、24、26、28、 深型24 | 20、24、26、28、 深型24、深型28、 ウォック、ソースパン、 クレープパン、サービングパン | 20、24、26、28、 深型24、深型28、 エッグパン | 20、26、28、深型28 | 20、26 | 20、26 | 20、26、28 |
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シリーズ名 | NEWヴィンチ | カプレラ | ヴィピテーノ | リパリ |
---|---|---|---|---|
コーティングタイプ | セラフォーム・ グラニチウム | ケラグロス | ネロライト | ケラヴィス |
コーティングの種類 | セラミック | セラミック | フッ素樹脂 | フッ素樹脂 |
IH対応 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ハンドル | 樹脂 | 樹脂 | 樹脂 | 樹脂 |
サーモポイント | × | ◯ | ◯ | ◯ |
重さ | 1.27kg (3点) | 0.85kg | 0.8kg | 0.61kg (24cm) |
高さ(本体) | ― | ― | ― | ― |
底厚 | 3.5mm | ― | 4.0〜4.5mm | 3mm |
価格(税込) | 13,200円 (3点) | 5,940円 | 5,940円 | 4,180円 (24cm) |
サイズ展開 | 20+26、24+28 | 20、24、26、28、 深型28、ウォック | 20、26、28、深型28、 ウォック、ソースパン | 20、24、28、深型28 |
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各シリーズの特徴を一つずつ説明していきます。
①サリーナ
・グラニチウムTi-Xコーティング
・IH対応
・ステイクールハンドル(ステンレススチール)
定価:11,990円
バッラリーニのグラニチウムコーティングの中で最上位シリーズ。
グラニチウムTi-Xコーティングの製品はこのサリーナのみ。
4.8mmと底厚構造で食材に優しく火を通しおいしく調理できます。
深さがあるので炒めやすく、ちょっと煮たりするのにも使えて便利!
②トリノ
・グラニチウムEXコーティング
・IH対応
・ステイクールハンドル(ステンレススチール)
定価:8,140円
バッラリーニのグラニチウムエクストリームコーティングはトリノ、ローマ、フェラーラ、ムラーノの4種類。
その中でもトリノはIH対応・ステイクールハンドルで人気のシリーズ。
金属製のY字のハンドル(ステイクールハンドル)がとてもおしゃれです。
高さ4.6cmと薄型でスタイリッシュ!壁掛けで見せる収納にしてもキッチンに映えそうです◎
③ローマ
・グラニチウムEXコーティング
・ガス火専用
・ステイクールハンドル(ステンレススチール)
定価:6,930円
トリノと人気を二分するローマ。
トリノとの違いは熱源だけでこちらはガス火専用。(見た目も機能も同じ)
IH対応の製品は裏側に溝があるのですが、ガス火専用のローマはトリノと違って凹凸がなく洗いやすいというレビューも。
26cmで比較すると1,000円以上価格差があるので、IHで使う予定がなければローマを選べばOKです。
④フェラーラ
・グラニチウムEXコーティング
・IH対応
・樹脂ハンドル
・サーモポイント機能
定価:5,940円
フェラーラは人気のトリノと同じIH対応で、違いはハンドルの素材。
樹脂ハンドルで軽量です。
樹脂ハンドルだと、フライパンの内側にリベット(取っ手との接合部の突起)がなく食材が付かないのが嬉しいポイント!
調理のタイミングを教えてくれるサーモポイント機能付き。
価格と機能のバランスがよく、金属製のハンドルにこだわりがなければおすすめのシリーズです。
ちなみに上に書いたLDKで1位になっていたのもこちらのフェラーラ。
⑤パヴィア
・グラニチウムコーティング
・ガス火対応
・樹脂ハンドル
重さ:0.7kg
定価:3,630円
パヴィアはフェラーラと同じ樹脂ハンドルで、ガス火専用。700gと軽量です!
本体の形状はトリノやフェラーラなどと同じ薄側タイプ。内側はグラニチウムコーティングのグレーですが外側の色が違いパヴィアは黒色になっています。
⑥アラゴーナ
・グラニチウムコーティング
・IH対応
・ソフトタッチハンドル
重さ 0.82kg
価格 5,940円
【直営店限定品】
外側とハンドルのカラーリングが特徴で、ゴールドとブルーの2色展開です。
グラニチウムコーティングの3つの中で唯一のIH対応のモデル。
コーティングのランクが上のフェラーラと価格が同じなのであえてアラゴーナを選ばなくてもいいような気がしますが、見た目やハンドルの仕様が気に入った場合はこちらを。
⑦ステラ
新しく発売されたグラニチウムコーティングフライパン「ステラ」。
パヴィアに代わって最軽量・最安値のモデルになります。
バッラリーニといえばスタイリッシュな薄型タイプが主流でしたが食材を炒めたり煮たりするのには不向き……その点ステラは深めなのでいろんな調理にこれ1本で対応することができます。
底厚が3mmと薄めなので上位モデルと比べると焼き加減などは劣るかもしれませんが、気軽にバッラリーニのフライパンを試してみたいという方にとても人気なようです。
⑧モンテロッソ
モンテロッソは先ほど紹介したステラとほぼ同じで、違うのは外側の色が赤!ポップなキッチンになりそうです。
ステラよりややお値段が高くなります。
⑨サルデーニャ
・グラニチウムコーティング
・IH対応
・ソフトタッチハンドル
重さ 1.1kg
価格 6,050円(Amazon)
Amazon限定モデルで新しく発売された、サルデーニャ。
フチの立ち上がり角度がついていて深さがあり、炒めやすそう。
底厚が5mmと最上級モデルのサリーナより厚いので、食材の火の通りが安定して美味しく調理できそうです。
26cmで1.1kgと重めなので女性の方など取り扱いが不安な場合は注意してください。
⑩ヴィンチ
バッラリーニで初めてのハンドル着脱式モデルのフライパン「ヴィンチ」が新発売されました。
さらに特徴的なのはグラニチウムコーティングと違い、フッ素樹脂不使用のセラミックコーティングでバッラリーニ従来のセラミックコーティングと比べて耐久性が3倍アップした「セラフォーム・グラニチウムコーティング」を採用しています。
- フッ素樹脂不使用のコーティングフライパンを使いたい
- ハンドルが取れてコンパクトに収納・調理ができるフライパンがいい
という方におすすめのモデル。
今のところ、20cm+26cm、24cm+28cmの2タイプのセット販売のみです。
11.カプレラ
こちらの「カプレラ」もセラミックコーティングフライパン。
セラミックコーティングの耐久性としては新モデルのヴィンチに劣りますが、カラフルで可愛い見た目やサーモポイント搭載しているのが特徴。
- フッ素樹脂不使用のコーティングフライパンを試してみたい
- 20cm〜深型28cmやウォックパンまで好きなサイズを選びたい
- ピンク、グリーン、レッド、ライトブルーから選べるポップな色使いが好き
という方におすすめ!
12.ヴィピテーノ
グラニチウムコーティングの2.7倍こびりつきにくい新4層コーティングのネロライト・コーティングを採用した「ヴィピテーノ」。
金属ツールの使用OKで耐久性が高く、ハンドル根本のピンが温度変化で上げ下げし調理のタイミングを教えてくれる「サーモーション」も搭載したハイスペックなモデルです。
黒曜石のようなシックな見た目もおしゃれ。
▼実際に我が家で購入して使用中!こちらのレビュー記事もあわせてどうぞ。
13.リパリ
「リパリ」はフッ素樹脂コーティング(ケラヴィス・コーティング)のフライパンで、24cmで約600gと軽量なモデル。
グラニチウムコーティングのパヴィア、ステラなどと近い価格帯ですがリパリはIH対応でサーモポイント搭載しているのが特徴。
コーティングの性能・耐久性については言及されていないのでおそらくグラニチウムコーティングに軍配が上がると思いますが、その他の使い勝手と比較して選んでもらうといいと思います。
【バッラリーニフライパン9種類】選び方のポイント
バッラリーニのフライパン13種類の違いを説明しましたが、それを踏まえて選び方のポイントをまとめてみました。
IH対応・ガス火専用どちらか選ぶ
まずはIHで使いたいか、ガス火だけなのかで対応するモデルを確認して選びましょう。
◾️対応する熱源
ガス火専用で良ければ、同じ性能で価格が安いモデルが選べます
コーティングの性能の違いから選ぶ
グラニチウムコーティングは3つのランクがあり、Ti-X > EX > グラニチウムの順で耐久性が高く長く使える、その反面価格が高くなりフライパンの重量も重くなる傾向になっています。
せっかくバッラリーニのフライパンを使うなら、ぜひグラニチウムコーティングの性能の違いも理解したうえで選んでみてください。
その他の選ぶポイント
IH対応かどうか、コーティングの違いだけでは決めきれない・・・という方は
- 見た目の好み
- 価格
- その他の機能
で選んでみてはどうでしょうか?
見た目のおしゃれさを重視するならトリノかローマ
バッラリーニのフライパンといえば、トリノとローマが2大人気!
トリノとローマはステンレス素材のY字状の持ち手「ステイクールハンドル」が特徴です。
サリーナもステイクールハンドルですが、トリノとローマは薄型のスッキリした形状でよりスタイリッシュに見えます。
おしゃれな見た目で選ぶ人も多そう!
人気のステイクールハンドルですが、
- お値段がちょっと高い
- フライパン内側の接合部の突起に食材がくっつきそう(樹脂ハンドルのモデルは中に突起が出てない◎)
- 樹脂ハンドルのものより重い
というデメリットもあるので、デザインと機能のバランスで選んでください。
コスパ重視、軽さ重視ならフェラーラかパヴィア、ステラ
ステイクールハンドルに対して樹脂ハンドル、ソフトハンドルのシリーズは比較的低価格・軽量になっています。
グラニチウムコーティングは長持ちするとはいえ、コーティングは永久的なものではなく買い替えは必須。ということでコストも無視できません。
26cm、28cmなど径の大きなフライパンを選ぶ場合は重すぎると扱いにくいので軽さも重要なポイント。
低価格・軽量という点ではステラやパヴィアが一番ですが、コーティングの耐久性の違いと「軽量=底が薄い」ということで性能と価格のバランスでいけばフェラーラが最もコスパがいいと思います。
サーモポイント機能で選ぶ
フェラーラには、ハンドルの根元部分に調理の適温を知らせてくれるサーモポイント機能が付いています。
正直言ってなくてもいいけど・・・普通に使っていて汚れが付きやすいなど困ったことはないのであってもなくても、という感じ。
好きなカラーで選ぶ
毎日使う調理器具、見た目で気分が上がるかというところもすごく大事!
よくある質問
バッラリーニグラニチウムコーティングフライパンを選ぶときに、ピンポイントに「これとこれの違いは?」と迷っている方も多いのでわかりやすくまとめています。
今までの説明とダブっているところも多いので必要な方だけ読んでください◎
バッラリーニフライパン・トリノとローマの違いは?
グラニチウムコーティングフライパンの初期のモデルで、バッラリーニらしくおしゃれで人気なのがトリノとローマ。
トリノとローマの違いは対応する熱電の違いのみ。
トリノはIH対応、ローマはガス火専用です。
- コーティングの種類:グラニチウムEXコーティング(強化5層)
- ステンレスの持ち手のステイクールハンドル
- フライパン本体の厚み、高さ、形状、サイズ展開
といった、見た目や性能の部分は一緒。
ローマの方が26cmで比べると1,210円安いので「IH機器で使用することがあればトリノ」「ガス火でしか使わないならローマ」という選び方がおすすめです。
バッラリーニフライパン・トリノとサリーナの違いは?
バッラリーニの人気フライパン・トリノと、最上級モデルのサリーナの大きな違いは
- コーティングの種類
- フライパンの形状
トリノ | サリーナ | |
コーティングの種類 | グラニチウムEXコーティング | Ti-Xグラニチウムコーティング |
熱源 | IH対応 | IH対応 |
持ち手 | ステンレス(ステイクールハンドル) | ステンレス(ステイクールハンドル) |
本体の高さ(26cmの場合) | 4.6cm | 5.5cm |
重さ(26cmの場合) | 1.08kg | 1.24kg |
サイズ展開 | 5サイズ (20、24、26、28、深型24) | 4サイズ (20、24、26、28) |
価格(26cmの場合) | 8,140円 | 11,990円 |
薄型でフチがなだらかなトリノに比べて、サリーナはフライパン本体の高さがありフチの角度も急なので
- トリノは焼く調理向き
- サリーナは焼く・炒める・煮るなどいろんな調理に対応できる
という違いがあります。
定価で4,000円弱の価格差がありますが、サリーナは唯一のTi-Xコーティングでこびりつきにくさが高く底の厚みが厚いのでムラなく食材に火が通せるなどのメリットがあるので、形状の違いなどを比べて「どうせならバッラリーニで一番いいフライパンを使いたい!」という方はサリーナがおすすめ◎
バッラリーニらしくスタイリッシュでかっこいいトリノも人気です◎
バッラリーニフライパン・ローマとパヴィアの違いは?
バッラリーニフライパン、ローマとパヴィアはどちらもガス火専用モデルです。
形状は似ていますがスペック的には結構違うので以下にまとめます。
ローマ | パヴィア | |
コーティングの種類 | グラニチウムEXコーティング | グラニチウムコーティング |
熱源 | ガス火専用 | ガス火専用 |
持ち手 | ステンレス(ステイクールハンドル) | 樹脂 |
本体の高さ(26cmの場合) | 4.6cm | 4.6cm |
重さ(26cmの場合) | 1.03kg | 0.71kg |
サイズ展開 | 5サイズ (20、24、26、28、深型24) | 6サイズ (20、24、26、28、深型24、深型28) |
価格(26cmの場合) | 6,930円 | 3,630円 |
まずコーティングの種類が違って、ローマのグラニチウムEXコーティングの方がこびりつきにくさが2倍長持ち。
パヴィアは軽くて値段もお手頃なのが魅力ですが、底の厚みが薄いのでローマと比べて加熱ムラが起きやすくまた変形しやすいというレビューもあるので「お値段なり」な使い心地になるかもしれません。
また、見た目もローマはバッラリーニのグラニチウムコーティングらしい御影石風のグレーで高級感がありますがパヴィアは外側が黒、フチがシルバーになっています。
サイズ展開の違いとして、軽いモデルのパヴィアは深型28cmのラインナップがあります。
バッラリーニの高品質なフライパンを試してみたいなら断然ローマがおすすめ。
お手頃価格でまずはバッラリーニのフライパンを使いたいならパヴィアもありですが……
ガス火でしか使わなくてもIH対応フライパンで問題なく使えるので、ローマを選ぶほど予算がないという場合はEXコーティングでコスパのよいフェラーラがおすすめ!
バッラリーニフライパン、私のおすすめはフェラーラ
いろいろと紹介してきましたが、私が悩んだ末購入したのはグラニチウムEXコーティングのフェラーラ26cm。
個人的にコスパ重視で選ぶならフェラーラが一番!
トリノ、ローマと同じグラニチウムエクストリームコーティングで機能性はそのままに、樹脂ハンドルのおかげで低価格・軽量になっています。
最初はトリノやローマのおしゃれなハンドルに惹かれたんですが、樹脂ハンドルでも十分満足の高級感ある見た目と、樹脂ハンドルならではのフライパン内側に突起が出ていない仕様がとても快適でフェラーラにしてよかったなと思います。
▼購入検討されている方はレビュー記事もあわせてどうぞ。
また、フェラーラをおすすめする理由として
ただでさえお手頃価格なのに公式ショップで頻繁にセールになること!
26cmフライパンなら、税込5,940円 → 3,564円というお得な価格で購入できます◎
楽天は品切れすることも多いのでその場合は在庫が豊富なAmazonの方もチェックしてみてください。
タイムセールなどで割引価格になっていることもあるのでお得に購入できる方を選んでくださいね!
【まとめ】バッラリーニフライパンの種類と違い
バッラリーニのグラニチウムコーティングフライパンには、コーティング性能の違いで3種類に分けられ、全部で9種類のモデルがあります。
他にも、セラミックコーティングやフッ素樹脂コーティングでも新性能を持った新しいモデルが続々と登場しています◎
今回は全13種類のフライパンの特徴を比較して、熱源(IH対応かどうか)、コーティングの性能、ハンドルの素材、見た目や重さなどの違いで選び方をまとめてみました。
フライパンに求める条件を確認して、お気に入りの1本を選んでみてください。
▼バッラリーニのフライパン底は焦げやすい?購入後3ヵ月に焦げ落としをしてみた様子を記事にしています。
▼バッラリーニを毎日使用して1年9ヶ月で買い替えになった話(ビフォーアフターあり)
期待していたグラニチウムEXコーティングも一般的なコーティングフライパンと同じくらいの寿命でした。
それでも1年はくっつかず快適に使えて、見た目もおしゃれで忙しい毎日のごはん作りもバッラリーニフライパンのおかげでモチベーションが上がるので個人的にはとてもおすすめです!
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