炊飯器を捨てて、ストウブでご飯を炊く生活をはじめて2年目。
ストウブ鍋のごはんは炊飯器と比べものにならないほど美味しくて想像以上に簡単に炊くことができるので、個人的には「もう炊飯器はいらない」と思っています。
脱・炊飯器でストウブでごはんを炊いてみたい!という方には、ぜひおすすめしたいです。
と気になっている方に、実際に毎日ストウブでごはんを炊いている私が詳しく解説します。
\2〜2.5合までならラココットデゴハンMサイズ/
\3〜5合炊くならラココットデゴハンLサイズ/
ストウブがあれば炊飯器いらない!我が家の使用事例
結論からいうとストウブがあれば「炊飯器はいらない」と感じています。
我が家の話になりますが、ある日炊飯器でごはんを炊いていると蒸気口から急に熱湯(粘度高め)が吹き出し炊飯器がご臨終……慌てて家電量販店に買いにいったものの「『炊飯器の買い替え』に振り回されるのは嫌だな〜」とふと思い家にあるストウブ鍋でご飯を炊いてみたのがきっかけでした。
ストウブに限らず「お鍋で炊飯する」ということ自体ほぼ初めてで、炊飯器を手放すことに不安があったのは以下の点。
- 炊くのが難しいんじゃないか
- ごはんが鍋にこびりつくんじゃないか(日々のメンテナンス)
- 炊飯器と違って保温できないのが不便じゃないか
実際にストウブでごはんを炊いてみてこれらのポイントはどうだったのかそれぞれ詳しく解説していきます!
ストウブ鍋炊飯は思ったよりも難しくない
ストウブでごはんを炊いてみて思ったのは、想像していたより難しくないなと。何度かやってみて手順さえ覚えれば水加減も火加減もすぐコツをつかめます。
炊飯器での炊飯と違うポイントは、浸水、水の計量、加熱中そばについていないといけないこと。
炊飯器だと浸水なしでお米を研いだらすぐ炊飯スタートでOK、水の量も内釜のメモリまで入れればOK、炊飯ボタンを押せばあとは放置でいいので楽ちんですが、ストウブでご飯を炊くのは手間がかかるように思います。
私自身も最初は
- 浸水するのを忘れてごはんの炊きあがりが遅くなる
- 炊飯時間や火加減が気になってソワソワ
と慣れるまでは少し大変でしたが、流れがつかめてくると20分(加熱10分+蒸らし10分)で炊き上がるので炊飯器より早いし多少適当でも普通に炊けるのでストレスなくストウブ炊飯を続けています。
鍋炊飯がハードル高いと思っている方、やってみると意外と簡単ですよ!
ごはんのこびりつきもなくメンテナンスも簡単
炊飯器の内釜はフッ素コーティングですがストウブ鍋は鋳物にホーローコーティング、ごはんのくっつき具合はどうなのか気になるところですよね。
私の感想としては、炊き立てのときはちょっと鍋肌から離れにくいときがあるけど冷めるとほぼご飯粒が残らず取れる、という感じ。
毎回鍋底にガッツリこびりついたりするとメンテナンスが大変すぎるけど、想像していたよりかなり鍋離れがよかったです。
水につけておくと食器と同じようにスポンジでささっと洗えばキレイになります。
ストウブといえばシーズニング(油ならし)などのメンテナンスが大変なのかな?と思うかもしれませんが、私は使い始めの一度きりでそのまま使っていますがくっつきやすくなるなどの問題は全くないです。
余ったごはんの保存の仕方
炊飯器は保温機能があるので朝炊いたごはんをお昼や晩ごはんにも温かいままよそって食べることができますが、ストウブはその点で一手間かかります。
我が家は4人家族(大人2人+子ども2人)で2合用のラココットデゴハンMサイズを使っているので、1回の炊飯でほぼ食べ切りで余った分はすぐラップに包んで冷凍庫に入れることが多いです。
炊き立てを冷凍すると、解凍したときにも炊き立てのようにおいしいままなのでおすすめ!
一度にまとめてたくさん炊いておきたい方は、そのまま余りを鍋ごと冷蔵庫に入れて次に食べるときに茶碗によそってから電子レンジでチンするか、1食分ずつに分けて冷凍保存することになるので不便に感じることがあるかもしれません。
最近では朝食と夕食の2回ごはんを炊くことが多いです。ちょっと面倒ではありますが、炊飯器で保温していたごはんはだんだんおいしくなくなって独特の匂いもしてくるので「毎食美味しいごはんが食べられる」と思えばストウブでマメに炊くのは私は苦になってないです。
炊飯器ではなくストウブでご飯を炊くメリット6つ
炊飯器からストウブでごはんを炊くようになって感じたメリットを6つ紹介します。
炊飯器で炊くご飯より断然おいしい!
なんといっても一番はコレ!炊飯器で炊くごはんと比べて、ふっくらみずみずしく炊き上がってとってもおいしくて初めて炊いたときには感動ものでした!
最初は浸水や水加減、火加減などを失敗して「思ったほどおいしくない……」と思う人もいるようですが、コツがつかめてくると絶対に『炊飯器よりおいしい』と感じる炊きあがりになると思います。
炊飯器のごはんがあまりおいしく感じないんだよな〜という方には特にストウブ炊飯(鍋炊飯)にチャレンジしてみるのをおすすめします!
早く炊ける
ストウブ炊飯は、浸水さえしておけば「加熱10分+火を切って蒸らし10分」とトータル20分で食べられるので30〜40分かかる炊飯器より早く炊けます。
食事の準備を始めるタイミングで最初にごはんの火をつければ、他の料理と並行しながら余裕で仕上がります。
こびりつきもなし(鍋離れがよい)
ストウブ鍋はごはんのこびりつきもほとんどなく、炊飯器の内釜の扱いとほとんど変わらずストレスなく使うことができます。
食卓に持っていってよそえる
ストウブは炊飯器と違って、鍋ごと食卓に持っていってよそうことができます。
家族のおかわりの頻度が高い場合は、わざわざキッチンまで行かなくてよいので楽ですよね。
ストウブは見た目がオシャレなので食卓に置いておくだけで見栄えもいいですよね◎
ごはん専用のラココットデゴハンは縦長な形のお鍋なので
炊飯器買い替えの手間がない
炊飯器は電化製品なので我が家のようにある日突然故障したり、内釜のコーティングが劣化してはがれてくるので買い替えが必要になってきます。
いろんなメーカーやスペックの商品があるので選ぶのも一苦労。人気のものは3万円前後、高いものでは10万円近い商品もあり買い替えのたびに費用も。
その点、ストウブでごはんを炊くようになると「炊飯器買い替え」の手間と費用がカットできます。
ストウブは鋳物にホーロー加工されていて『長寿命』で有名。
大事に使えば炊飯器よりは断然長く使えるので買い替えの手間や価格の面でメリットが大きいです。
炊飯器を置くスペースが不要になる
炊飯器って存在感のある大きさでコンセントにつないで据え置きする家電なので、炊飯器を手放すとキッチンがすっきり!
我が家は賃貸マンションでスペースも少ないのでそういう面でも炊飯器を手放せたのが嬉しい◎
炊飯用のストウブは基本出しっぱなしになっていますが、ストウブはおしゃれなのでキッチンに置いていても邪魔に感じないし、特にごはん専用のラ・ココットデゴハンは縦長の形で設置面積が少なく済むので他のストウブよりすっきり置けておすすめです。
ストウブがあれば炊飯器いらない?デメリットはある?
次に、炊飯器からストウブ炊飯に切り替えたときに感じたデメリット4つを紹介します。
お米の浸水が必須
ストウブに限らずお鍋でご飯を炊くときは、おいしく炊くためにしっかり浸水させる必要があります。
浸水時間は気温によって変わり、夏場は30分・冬場は1時間ほどが目安
ストウブ炊飯をはじめたばかりのときは、ごはんを炊こうと思ったら「浸水させるの忘れてた!」となることが多々……炊飯器ならお米を研いだらそのまま炊飯スイッチを押しても大丈夫なのでそれに慣れていると手間がかかるなと感じるかもしれません。
ただ、鍋炊き・炊飯器に限らずお米は十分吸水させることがごはんをおいしく炊く基本なのでこれを機に「お米の浸水」を習慣にするのもいいと思います◎
朝食用のお米は寝る前に浸水させておく、などだんだんペースがつかめてきますよ!
残ったごはんの保存に一手間かかる
ストウブは炊飯器と違って、冷蔵庫に入れたりラップに包んで冷凍するなど残ったごはんの保存に一手間かかります。
炊飯器は「いつでもあたたかいごはんが食べられる」というのがメリット。
その点ストウブ炊飯だと温め直したり冷凍したごはんを解凍する必要があるので、その作業が面倒に感じる方、忙しくて残りごはんの保存に手間をかけたくないという方は炊飯器の方が向いているかも。
コンロを一つ占領してしまう
炊飯器に比較して、ストウブでごはんを炊くとコンロを一つ使うことになるので忙しい調理中に不便に感じる可能性も。
我が家はコンロが3口あるのでそこまで邪魔に感じませんが、1口、2口の場合は食事の準備にかぶらないようにごはんを早めに炊いておくなどする必要がありそう。
とはいえ、加熱時間は10分だけなので蒸らし中はコンロから外しておけばOKだし、慣れてくれば上手く段取りできるんじゃないかと思います。
炊き加減を失敗することがある
ストウブなら炊飯器はもういらない!不安ならまずは手持ちの鍋でチャレンジを
ストウブでごはんを炊くようになって、我が家は炊飯器がいらなくなりました!
炊飯器と違って浸水やお水の計量が必要、残ったごはんの保存に手間がかかるなどのデメリットはありますが、個人的にはメリットの方が大きく特に決め手になったのはこちらの2点↓
- 炊飯器より断然美味しいごはんが炊ける!
- 炊飯器を手放せることで、買い替えの手間とコスト、設置スペースが不要に
ストウブでごはんを炊くこと自体もさほど難しくなく、水加減や火加減も慣れれば誰でもおいしく炊けると思います◎
もし炊飯器を手放すのが不安なら、ストウブ炊飯にいきなり切り替える前に手持ちのお鍋でもいいので炊飯器を使わずお鍋でごはんを炊く生活を3日ほどやってみるのがおすすめ!
炊飯用のお鍋もいろいろありますが、ストウブは熱伝導率が高くておいしく炊けるだけでなく耐久性も高く長く使えるので高価なお鍋ですがコストパフォーマンスで考えてもおすすめ。
デザインもオシャレなので初ストウブとして検討されている方は沼にはまらないようにご注意ください。笑
ちなみに我が家の炊飯用ストウブはごはん専用に作られたラ・ココット de GOHANのMサイズ。
3合以上を炊きたい場合は、ピコココットラウンド20cmを使っています。
ごはん専用じゃなくても普通においしく炊けますが、ラ・ココット de GOHANは羽釜のような形状になっていてお米が対流しやすく炊飯向きなのと底が丸いのでごはんをすくいやすいのでやっぱり扱いやすいです。
個人的には脱・炊飯器をしてストウブ炊飯に切り替えてすごくよかったので、「ストウブでごはんを炊いてみようかな?」と考えている方はぜひチャレンジしてみてください!
コメント