先日初めての鉄フライパンを買いました。
中尾アルミ製作所のキングパン、サイズは小回りの効く22cm。
購入にあたってどこのメーカーがいいのか、どんな大きさがいいのか悩みましたが、中尾アルミの鉄フライパンにして大正解!
ほぼ毎日活躍するお気に入りになりました◎
私のように鉄フライパンデビューをしようと思っている初心者さんにとてもおすすめなフライパンなので、このレビューが参考になれば嬉しいです。
長く使える鉄フライパンを使ってみたい
夫婦と幼児2人の4人家族で26cmと20cmのテフロン加工フライパン2本を使用していました。
が、どちらも1~2年で表面加工がはがれてきてくっつくように。
テフロン加工のものは気軽に使いやすいので重宝するんですが、頻繁に買い替える必要があるのが残念ポイント。
くっつき始めたかも、と思ってから「いつまで使えるか」って悩んでる期間が結構ストレスなんですよね。
他にも
- 有害物質が発生しないか心配
- 1~2年で買い替えの費用が掛かる
- 他にいいものがないかまた調べるのも面倒
- 金属ゴミを出してしまうことが心理的に負担
ということで、以前から気になっていた鉄フライパンデビューすることにしました!
鉄フライパン選びで重視したこと
鉄フライパンを購入するときに重視したポイントは3つ。
高すぎない価格
買い替えが必要ないなら多少値が張っても・・・とも思ったけど、ステンレスパンのこともあり使いこなせるか自信がなかったので失敗してもダメージの少ないお値段が希望。
私の感覚では、4,000円くらいまで。
重すぎない
鉄フライパンの不安要素の一つは、重くて扱いにくいのでは?ということ。
厚みや柄の素材などで様々ですが、いろんな製品のレビューなどを見ると20~22cmくらいのサイズのフライパンなら持つのに苦労するほど重いことはなさそう。
持ち手の素材(オールステンレス)
たぶん一生使える鉄フライパンだからこそ、メンテナンスしやすいものがいいですよね。
ズボラなので持ち手が本体と違う素材(木や樹脂など)だと継ぎ目から傷んできたりするのが不安で、あとは単純にオールステンレスがかっこいいなという憧れもあり持ち手まで鉄製で継ぎ目のないもので探しました。
「持ち手が短く熱くて持てない」というレビューのある製品もあったので、そこもチェックしました。
鉄フライパンをネットで探したときに一番に目についたのはリバーライト。有名だし評判いいですよね。
個人的にネックになったのはお値段と木製の持ち手・・・
22cmで6,000円前後の価格、木製の持ち手で見た目もややほっこりする感じのフォルム。
で、いろいろ調べていたらいかにも業務用なフォルムの鉄フライパンを発見!しかも安い!
それが中尾アルミ製作所の鉄フライパンでした。
中尾アルミ製作所の鉄フライパン「キングパン」22cm
こちらの中尾アルミ製作所の鉄フライパン・キングパン22cmを購入しました!
値段はいろいろですが、楽天市場とYahooショッピングで2,796円でありました。
このサイトがとてもわかりやすく魅力的だったので、ずきゅんときてしまいました・・・
見たら絶対欲しくなっちゃうので注意!笑
中尾アルミ鉄フライパン 使用前の準備
初めての鉄フライパン、まずは使用前にすることがあります。
パッケージに使い始めに必要な作業や使用方法が書いてあるので助かります!
使い始めの空焼き
強火で空焼きをして錆止めの塗料を焼き切る作業が必要になります。
火にかけます。
しっかり換気しないと結構臭いです・・・
ガスコンロの安全機構が働いて途中弱火になったりまた強火に戻ったりするので十分焼けてるのかちょっと心配になりましたが、5分ほどしたら塗料が焼けて出る煙が出なくなったのでOKと判断しました。
しっかり焼き切るためには、カセットコンロやバーナーなどを使って強い火力で一気に熱するのがベストのようです。
鍋を洗って乾かす
火を切って冷めたら、洗剤で良く洗います。
調理後の鉄フライパンは洗剤で洗うのはNGですが、油をなじませたあとの話なのでここは食器用洗剤でしっかり洗います。
油を入れてなじませる
パッケージに書いてある使用方法には「油を入れてなじませる」とだけ書いてあったのでその通りに。
これで準備完了です。
中尾アルミ鉄フライパンを実際に使ってみたレビュー
鉄フライパンを使うにあたって気になっていたポイントについて、実際に使ってみたレビューを書いていきます。
焦げつきやこびりつきは?【オムレツを作って検証】
一番気になるのが焦げつきやこびりつき。
まず最初にオムレツを作ってみました。
しっかり強火で熱して油をひき、中火くらいにして卵を流し入れます。
テフロン加工だと強火も空焚きもNGなので、卵がじゅわー!!っと焼ける音が快感。
おお~この感じ、料理が上手になった気分!笑
しっかり強火で熱が入るので卵の焼け方が全然違います。
一瞬でふわふわに仕上がりました。
心配していた焦げ付きやこびりつきもなし。
記念すべき鉄フライパン第一号のオムレツがこちらです。笑
見た目はアレですが、中がふわとろで子どもたちもおいしい~と言って食べてくれました!
食材を入れる前にしっかり熱しておかないとこびりつきやすいです。
油を多めに引いておけば致命的に焦げ付くことはないかな?
▼フレンチトーストを焼いてみた動画を撮ったのでこちらもぜひ!
重さは?
22cmは約650g、持ってみた感想は「思ってたより重くない!」
マイヤーの20cmよりはもちろん重いけど、気にせず扱える重さだと思います。
あまり詳しく調べてないんですが、鉄フライパンに重要な要素に「厚み」もあって分厚くなるほど焼きむらなどが軽減されるらしいんですが、中尾アルミのキングパンは1.6mmと厚すぎないから軽めな部類だと思います。
調理中、取っ手は持てる?
説明書にこんなこと書いてたからドキドキしてたけど、アッチー!とはならず(笑)
オムレツや野菜炒めくらいの調理時間だったら素手で問題なく持てます。
柄が結構長いのでそのおかげかな?
22cmのサイズ感は?【マイヤー20cmと比較】
これまで使っていたマイヤーのフライパン20cmと比べてみました。
右:中尾アルミ キングパン22cm
左:マイヤー スターシェフ20cm
外径も底径もほとんど同じくらい!
20cmのサイズ感はちょこっと使いにとても使い勝手がよく同じくらいの大きさがよかったので、キングパンは少し底の面積が小さめなので22cmにして正解でした◎
ネット購入を考えていたんですが、近所の調理道具専門店で見かけたような…と思い行ってみたらあったので思いがけず実店舗で購入。
中尾アルミ鉄フライパンの20cmも見たんですが、今まで使っていたマイヤーの20cmと比べて明らかに小さかったので小さめフライパンで検討している場合は一回り大きめを購入した方が間違いないかもしれません。
中尾アルミ鉄フライパン22cmの良いところ・気になるところ
中尾アルミ鉄フライパン22cmを使ってみてわかった、良いところと気になるところを紹介します。
良いところ
フチの角度がほぼ垂直のような製品も中にはあり見た目はとてもおしゃれなんですが、目玉焼きをお皿に移したり、ヘラでひっくり返したりする作業を考えると角度緩めの方が使いやすいと思います。
プロっぽくてかっこいい見た目で、使い込んでいくうちにどんどん愛着が湧いてきます!
気になるところ
我が家は目玉焼きを3個いっぺんに焼きたいのですが、白身が干渉しあってしまうのでそこがちょっと残念……22cmなら2個がベストかと◎
「使い始めの化学臭=錆止め剤の残り香」だと思うんですが、対処法として使い初めにしっかり油をひいて野菜くずを炒めることで解消されるようです。
あとから調べてわかったのでこれから使う方はぜひやってください。
そんな感じで、これから使い込んで育てていくのが楽しみな中尾アルミの鉄フライパン。
長く愛用できそうなモノが我が家に仲間入りして嬉しいです!
最後にこれだけは言いたいのですが……
鉄フライパンで調理すると、素材・料理の腕が同じでも確実に味が変わります!!
卵も野菜もお肉も味が濃くてめちゃくちゃ美味しい!!
2,000円台とお手頃価格で手に入るのでぜひ試してみてください。
▼使用約1年後のレビューも書いています、こちらもあわせてどうぞ!
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