フライパンの買い替えをするとき『どのくらい長く使えるのか』は気になるところですよね。
我が家はバッラリーニのグラニチウムコーティングフライパンを使っているのですが、購入から1年9ヶ月たっていよいよくっつくようになり寿命を迎えました。
え!? 2年持たないの?
はい、私も思いました。笑
正直に言うと、コーティングのもちに関してはちょっと期待外れ……
使ってみてわかったのは、バッラリーニグラニチウムコーティングフライパンも他の(高品質な)フッ素樹脂コーティングフライパンと同じくらいの耐久性ということ。
「特別長く使えるはず!」と期待して買ったらガッカリするかもしれません。
について書いていきます。
バッラリーニフライパンの購入を検討している方の判断材料になれば嬉しいです。
▼バッラリーニグラニチウムコーティングフライパンの種類と違いを解説
▼グラニチウムコーティング(フッ素樹脂コーティング)の気になる安全性は?
バッラリーニフライパンの寿命は?メイン使いで1年半ちょっとでした
2022年6月に購入したバッラリーニのフライパン「フェラーラ26cm」。
バッラリーニで人気のグラニチウムコーティングはミネラル成分2種が使われていて金属ツール使用もOKなほど傷つきにくく頑丈という特徴があります。
一般的なフッ素樹脂コーティングだと1~2年でコーティングが劣化して食材がこびりつくようになって買い替えなので、今回は「特別なコーティングみたいだし3年くらい使えたらいいな」と思ってましたが
1年弱でなんとなくくっつくようになり、1年半過ぎたあたりから食材がこびりついてストレスを感じるように……
1年9ヶ月で寿命を迎え、次のフライパンに買い替えました。
1年半使ったビフォーアフター
購入当初のバッラリーニフライパンの写真がこちら。
油をひかなくてもするすると食材が動くほどのコーティングでした!
1年9ヶ月使用して焦げ付くようになった状態がこちらです。
しっかり油をひいていても、特に卵なんかだとガリガリくっついてはがれないレベルに。本当はここまでになる前に買い替えた方がいいなっていう状態です。
薄めのグレーなので使用しているうちに調理面の焦げあとのようなものが目立つようになってきて、そのあたりのコーティングが特に剥げているんだろうなと思います。
最後にチャーハンを作ってみました、ごはん、卵を入れたタイミングでこんな感じでくっつきます。コーティングの効果はほぼ残ってなさそう。
我が家の使用状況
コーティングフライパンの寿命は、フライパン自体の品質の他に使用頻度も大きく関わってきます。
毎日使う人と週に1度料理する人ではコーティングの劣化スピードは全然違いますよね。
我が家のフライパンは
- メインの26cmコーティングフライパン
- ちょっと使いの22cmの鉄フライパン
の2本だけ。
なのでバッラリーニフライパン26cmは1日に2~3回使う日も多いほどよく使っていました。
また昨年の秋に焼肉用プレートを買うまではフライパンで焼肉をしていたので、少ない食材で長時間火にかけるような使い方も……
空焼きや油だけで熱するような使い方をすると表面温度が上がってコーティングの劣化につながるので、フライパンを傷めてしまっていたかも。
普段は
- 金属ツールは使わない
- 空焼きしない
- 中火調理を心がける(夫が使うときは強火のことも)
- しっかり冷めてから洗う
とコーティングを傷めないように気を付けてはいたものの、1本のフライパンを高頻度で使う、焼肉に使う、という使い方をしていたので寿命としてはこのくらい使えれば十分なのかなという感じでした。
なので、フライパンを何本も持っていて用途に合わせて使い分けている、一人暮らし、自炊する機会が少ないなどで使用頻度が低い場合には当然もっと長く使えると思います。
結論:バッラリーニフライパンのコーティング寿命はごく一般的
コーティングが長持ちするかなと期待して購入したバッラリーニのグラニチウムコーティングフライパンでしたが、実際に使ってみてごく一般的な寿命だったなと思います。
ただ安いコーティングフライパンと比べて高品質なのは間違いなく、1年ほどは何のストレスもなく使用できました。
1本しかないメインフライパンとして家族4人分のごはんを毎日毎日作っていたので使用頻度も高く、1年9ヶ月ほどで買い替えになっても十分活躍してくれたなと思います。
3年使うつもりだったからちょっと残念だったけど、コーティングフライパンっていいやつでも2年が限度だなっていうのがよくわかりました。
そういう意味では、コーティングフライパンの選び方としては
で選べばいいのかなと思います。
高価だったり目新しいコーティングだからといって他のコーティングフライパンより特別長持ちするわけではないと思うので注意をしましょう。
そういう意味ではバッラリーニのグラニチウムEXコーティングの中で最もコスパのよいフェラーラを選んだのは正解でした◎
使ってみたい!という方にはこちらがおすすめです。
また、チタン配合でこびりつきにくさが強化された最上位モデル「サリーナ」ならもう少し長く使えるかも。
バッラリーニの前に使っていたのはウルシヤマ金属工業のフライパン・ルミエール。
こちらは確か2年以上使っていたので、とても高品質だと思います◎
バッラリーニのフライパン、もう一度買うか?
実は買い替えするときに他にいいフライパンがないかだいぶ調べました。
が、結局バッラリーニのフライパンに決めました!
バッラリーニフライパンのフォルムと質感がとてもおしゃれで気に入っていたし、5,000円ほどの価格帯のなかでは断トツでかっこいいんですよね。
グラニチウムコーティングではなく新コーティングの「ヴィピテーノ」を選んでみました。
グラニチウムコーティングは明るいグレーで外側の汚れや加熱面の焦げが気になってくるので、黒ベースだと目立ちにくそう!
購入したヴィピテーノの詳しいレビュー記事はこちらです↓
バッラリーニのフライパンを検討している方にとっては「特別長く使えるわけじゃないんだ……」とがっかりさせてしまったかもしれませんが、そもそもコーティングフライパンは毎日使用で2年使えたら十分と割り切って、そのうえで納得して気に入ったフライパンを選ぶのがいいと思います!
バッラリーニフライパンは高品質なのはさることながら、日本製にはない洗練されたデザインなので毎日の調理の気分もあがりますよ!
価格もそこまで高級すぎずとてもバランスのいいフライパンなので、私はおすすめします◎
コメント