アシックスのキッズ〜ジュニアシリーズで絶大な人気を誇る「レーザービーム」。
スポーティーでかっこいい見た目と他のアシックスの子供靴と比べてややお手頃なのも嬉しいポイントです。
いざ調べてみると、なんだかいろんな種類があってどれを選んでいいのかよくわからない……
レーザービームと一言で言っても、実は8つのモデルにわかれていてそれぞれ特徴が違うんです。
この記事ではレーザービームの各モデルの特徴をわかりやすく比較しているので、選び方で迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
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アシックスレーザービームの種類と違い
レーザービームは、アシックスの競技用スポーツシューズを通じて培った機能を搭載した子ども靴です。
アシックスのベビー・キッズシューズ「スクスク」に比べて、特に7歳以上のキッズ・ジュニアの足の発達に合わせた高機能なシューズになっています。
レーザービームは全部で8モデル。
いっぱいありすぎて混乱しそうになりますが先に各シリーズを見分ける方法をお伝えします。
それぞれの特徴を下の表にまとめました。
特徴 | 幅 | 靴底の素材 | サイズ展開 紐+ベルトタイプ | サイズ展開 紐タイプ | 重さ(片足) | 価格 | 詳細ページ | |
M-ミニマル | 軽くて日常履きにおすすめな シンプルモデル | 2E | 合成底 | 19〜25cm | 20〜25cm | 144〜195g | 4,730円 |
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S-スプリント | スピードタイプ 人工皮革アッパー | 3E | ゴム底 | 19〜25cm | 20〜25cm | 181g | 4,950円 |
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R-ランニング | スピードタイプ メッシュアッパー | 2E | ゴム底 | 19〜25cm | 20〜25cm | 174g | 4,950円 |
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K-キッズ | プレスクールの 幼児向けシリーズ | 2E | ゴム底 | 16〜22cm | − | 130g | 4,950円 |
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J-ジョギング | 通学や部活におすすめ 高学年向け | 2E | ゴム底 | − | 20〜25cm | 200g | 4,730円 |
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F-フットボール | 耐久性に優れた サッカーテイストシリーズ | 2E | ゴム底 | 19〜25cm | − | 181g | 4,950円 |
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AVANTE | 大人っぽいスマート なデザイン | 2E | ゴム底 | − | 20〜25cm | 185g | 4,950円 |
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W-ウィンター | 雪や泥の入り込みを抑え 雪道を快適に歩ける 冬季用モデル | 2E | ゴム底 | 19〜25cm | 21〜25cm | 217〜223g | 5,390〜5,830円 |
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ひとつひとつ解説していきます!
ミニマルモデル(M)
レーザービームのミニマルモデルは軽量で、スポーティーすぎず普段履きにしやすいシンプルなデザインが特徴。
軽量化のため、レーザービームの中で唯一ゴム底ではなく合成ゴムと樹脂の合成底が採用されています。
下の写真で黒いところのみ合成ゴム。他のモデルと比べて靴底全体のグリップ力は劣ります。
アッパー全体に通気性のよいラッセルメッシュが使われていて快適な一方、砂や埃が入りやすい、汚れやすいというレビューもありました。
スプリントモデル(S)人工皮革アッパー
速く走ることにこだわったスピードタイプのうち、アッパーが人工皮革の「スプリントモデル」。
つま先から全体が人工皮革でカバーされているためやぶれにくく汚れもつきにくい仕様。
レーザービームのなかで唯一3E相当のWIDEのワイズで、足幅が広めのお子さんに合う一足です。
ちなみに我が家の息子はやや幅広足で、2Eのミニマルモデルは窮屈だったのでこちらのスプリントタイプが足に合いそうです。
ランニングモデル(R)メッシュアッパー
スプリントモデルと同じく速く走れるスピードタイプの「ランニングモデル」。
こちらはアッパーが人工皮革ではなくメッシュ構造になっているのが特徴。
レーザービーム初のエンジニアードメッシュ(ジャガードメッシュ)を採用し、通気性と耐久性を両立しています。
- グリップ力の強いシャベル型のスパイク
- つま先部の屈曲溝がキック時のパワーを高る
- 国際陸連ルールブックの規定に則った「ソールの厚み25mm以下」の設計
本格的な陸上競技にも対応したランニングシューズで、『速く走る』に特化した一足。
大人顔負けのフォルムと目を惹くカラーリングで運動会でも目立ちそう!
キッズ・プレスクールモデル(K)
キッズ・プレスクールモデルは、約3〜7歳の園児〜低学年向けのモデル。
- ゴム紐を通す穴を減らし、履き口を大きく開きやすい構造
- 足首のフィット性を高める「キモノフィットタン構造」
- 中敷に、左右を区別しやすいトラのイラスト付き
スポーティーなカラーリングから、洋服に合わせやすいカジュアルデザインまで選べる!
ジョギングモデル(J)
レーザービームのジョギングモデルは、スクールタイプとも呼ばれ学校の「白靴・黒靴指定」に対応したオールブラック・オールホワイトのデザイン。
ジョギングモデルは紐タイプのみの展開で面ファスナータイプはなく高学年向け。
- 通気性の高いラッセルメッシュ
- クッション性の高いミッドソール
- キック力・屈曲性の高いアウトソール
と、毎日の通学や運動が快適になる高機能なモデルです。
フットボールモデル(F)
フットボールモデルは、人工皮革と目の詰まったメッシュのアッパーでサッカーなどの運動時に砂が靴の中に入り込むのを防ぐ仕様になっています。
あくまで「サッカーテイスト」でサッカー専用靴ではなく普段履きOKです。
- つま先〜中間部全面が人工皮革で靴の汚れや穴空きに強い
- つま先〜中間部のアウトソールラバーを巻き上げてあり高い耐久性
- 足首のフィット感を高める「キモノフィットタン構造」
AVANTE(アバンテ)
レーザービームAVANTEは、速く走る機能を追求しながらも大人のようなスマートな見た目を両立させた新モデル。
- アッパー全面に通気性に優れたラッセルメッシュを採用
- 厚みを増したミッドソールで高いクッション性
- キック力・屈曲性の高いアウトソール
履き心地の良さと大人っぽいデザインで、特に陸上日本代表カラーのサンライズレッドは運動会でも見つけやすい!と人気のようです。
ウィンターモデル(W)
雪や泥の入り込みを抑えたウィンターモデル(アウトドアモデル)。
グリップ力の強いアウトソールの意匠が採用されているので、雪道や足元の不安定なアウトドアの場面でも安心。
前足部からかかと部までの広範囲に人工皮革が使われていて汚れてもお手入れがしやすく穴あきにお悩みの方へおすすめです。
他のモデルに比べて片足30〜50g重いので注意。
アシックスレーザービームの幅広3Eモデルは「スプリントモデル」
アシックスレーザービームで3Eの作りは「スプリントモデル」のみ。
他のモデルは2Eで、他のアシックス子ども靴のスクスクと比べてもアッパーが低めできついと感じる場合があるので幅広めのお子さんにはスプリントモデルがおすすめです。
他のモデルを選ぶ際は、足長で選んだ適正サイズからさらに+0.5cmのサイズを選ぶとアッパー部分にあわせてちょうどよいフィット感になると思います。
また3Eはあくまで『やや幅広め』という扱いでスプリントモデルも特別幅広なつくりというわけではないので、履く靴に困るほどの甲高幅広さんはワンサイズアップする、試着サービスを利用して試し履きするなどしてみてください。
アシックスレーザービームのサイズ感とサイズの選び方
アシックスレーザービームのミニマルモデルMH-MGを試着したときのサイズ感をもとに、サイズの選び方を紹介します。
19.0cmサイズのレーザービーム、中敷の長さはサイズ表記「+0.8cm」の19.8cmでした。
実際の足のサイズどおりに選ぶとつま先の余裕(捨て寸)は0.8cmで履けなくはないですが、靴下を履いたり足の成長を考えると1.0〜1.5cmは余裕が欲しいので
標準的な足幅の場合、足のサイズ+0.5cmを選ぶのがおすすめ。
足幅が広めの場合は、甲部分にあわせてさらに+0.5cmアップ。
同じアシックスのスクスクと比べてレーザービームはつま先部分が低めなので、今回+1.0cmで足の長さは余裕をもって選んだんですが息子いわく「ちょっとキツイ」ということで足に合いませんでした。
さらに1サイズあげる選択肢もありますが、つま先が余りすぎると活発な動きを妨げてしまうので、甲高幅広なお子さんには幅広め3Eの「スプリントモデル」を選んであげるとフィットしやすいと思います。
足に合うか、またサイズ選びが心配な方は自宅で試着できて返送無料の「Try Before You Buy」というAmazon Prime会員サービスを利用するのもおすすめ。
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アシックスレーザービームの種類の違いとおすすめの選び方
アシックスのレーザービームは子どもの足を研究し尽くして作られており、健康な足の発達や、子どもたちに遊びやスポーツを思い切り楽しんでもらいたい方にはぜひおすすめしたいキッズシューズです。
レーザービームの8つのシリーズの特徴と違いについて一つずつ詳しく説明してきましたが、簡単にまとめると下の表のようになります。
シリーズ名 | 特徴 | 購入ページ |
M-ミニマル | ・最軽量モデル ・普段履きしやすいシンプルなデザイン |
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S-スプリント | ・スピードタイプ ・人工皮革で汚れや破れに強い ・唯一の幅広3Eタイプ |
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R-ランニング | ・スピードタイプ ・耐久性・通気性に優れたメッシュアッパー ・陸上競技対応のハイスペック |
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K-キッズ | ・プレスクールの幼児向け ・小さい子にも履きやすい工夫あり |
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J-ジョギング | ・オール白、オール黒で学校指定に対応 |
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F-フットボール | ・砂が入りにくいアッパー素材 ・人工皮革で汚れや破れに強い |
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AVANTE | ・大人っぽいスマートなデザイン ・全面メッシュで通気性◎ |
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W-ウィンター | ・雪や泥の入り込みを防ぎ、雪道やアウトドアに対応 ・高いグリップ力のアウトソール |
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私自身「なんだかいっぱい種類があってどれを選んだらいいかわからない……」とお手上げ状態だったので、同じようにお悩みの方の参考になれば嬉しいです!
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