長男の離乳食が始まるタイミングでストッケのトリップトラップを購入して7歳の現在も活躍中の我が家ですが、本当に買ってよかったアイテムです!
トリップトラップを買いたいけど、後悔したらと思うと購入に踏み切れない……
という方の参考にしてもらえるよう、「後悔するかも」と気になるポイントや、実際に使ってデメリットに感じる部分も含めて正直なレビューと使用者の口コミを調査してまとめました。
トリップトラップは後悔する?気になるポイントやデメリットまとめ
ストッケのトリップトラップを購入するときに後悔するかもしれないポイントや、デメリットを6点挙げていきます。
色選びで後悔
トリップトラップはカラー展開が16種類と豊富で、とにかく色選びに迷う!
ビーチ材はベーシック〜カラフルなカラーまで13色、オーク材は上品で落ち着いた3色。
インテリアに馴染みやすいナチュラル、ホワイトウォッシュやグレー系・ブラウン系だけでなく、ポップなカラーも絶妙な色合いでトリップトラップらしく人気!
我が家はかなり悩んだ末、ナチュラルを選びました◎
どの色も素敵ですが、選択肢が多いだけに「やっぱりあっちの色にすればよかった……」と後悔しやすいポイント。
▼Xで調べると、「カラーの場合塗装が剥がれてボロボロになった」という意見が結構多く中には塗り直しをしている方も。
塗装ハゲを気にせず長くきれいに使いたいなら、ナチュラルか、ホワイトアッシュなどの木目が透けて見える薄めの塗装がおすすめ。
ちなみに我が家のナチュラルは7年使って見た目の劣化の悩みはありません。
カラーも可愛くて捨てがたいので迷いますが、子どもの成長の印として許容できそうか検討して選んでください。
ブログやSNSなどで実際に使っている写真をチェックしてイメージを膨らませるのもおすすめ!
組み立てが大変
ここからはちょっとしたデメリットになりますが、トリップトラップは自分で組み立てるタイプなので最初の組み立てがやや大変です。
サイドのL字のパーツが結構重いので、支えながら組み立てるのに一苦労。
ただ、同梱されている六角レンチ1本で直感的に組み立てられるのでそこまで困ることはないです。
高さを調整するのが面倒
トリップトラップは座面と足置き部分の高さを14段階に細かく調整することができます。
成長に応じて高さを変えることで正しい姿勢をキープすることができるのがメリットなんですが、座面や足置きの高さや板の前後の出し方も自由に設定できるぶんその調整が難しい・面倒と感じるところがあります。
調整自体は付属の六角レンチで側面の数箇所をゆるめて板を抜き差しするだけなので簡単。
成長に合わせて高さを変えられるのがトリップトラップ最大のメリットなので、私は煩わしさは感じていません。
足が後ろに張り出していてつまずく
トリップトラップは床に接する脚部分が大きく安定性のあるデザインになっています。
ベビーセットの延長パーツをつけると、倒れにくさがアップする代わりにさらに後ろに張り出す形になりつまずきやすいです。
大人の椅子の構造と違って、背面のラインから大きく後ろに飛び出ているのでなかなか距離感がつかめないんですよね……
また、持ち上げて運ぶときに重心が低い+脚部分が長い+脚の間にバーがあるのでスネにぶつけないように注意が必要!
値段が高い
購入するときに大きなデメリットになるのが値段の高さ!
本体だけで34,980円(ブナ)、ベビーセット9,790円と、どちらも買うと約4.5万円。
よく比較される大和屋のすくすくチェアだとベビーセット込みで18,700円で購入できるので、2倍以上の価格差があるとそこまで高価なベビーチェアにする必要があるのかな?と躊躇してしまいますよね。
ストッケのトリップトラップは機能性や使い勝手の良さはもちろん一目で「トリップトラップだ」とわかる秀逸なデザインで、高いだけの価値はある!と購入して満足している人が多い商品です。
トリップトラップは成長して大人椅子に移行するまで長期間使えるベビーチェア。
途中で他の椅子に買い替える費用や手間がかからないのでコストパフォーマンスも良いし、なにより毎日使うものなので気に入ったベビーチェアで大切な子育て期を過ごすという意味で価値ある投資だと感じます◎
ちなみにベビーセットはメルカリに出品されていることが多いので、少しでも価格を抑えたい場合は「メルカリで安く購入」もしくは「不要になったら出品」するのも手です。
【後悔なし】トリップトラップを実際に7年使用しているレビュー
我が家ではストッケのトリップトラップを長男が生後5ヶ月のときに購入して7年間使っています。
しっかり足の裏をつけた姿勢で食事をするのが大事と聞いて
- 足置きの高さを調節できる
- 成長しても長く使える
- デザインが気にいったもの
という条件でハイチェアを検討した結果、選んだのがストッケのトリップトラップでした。
値段が高いのでかなり悩みましたが、実際に使ってみてベビーチェアとして安心して使える設計、機能的でおしゃれなデザインで本当に選んでよかった育児アイテムになっています◎
実際に使って特に気に入っているところ、気になるところを正直にレビューしていきます!
安定感があり座っていて倒れる心配がない
トリップトラップにして一番よかったのが、一度も倒れそうになったことがないほど安定感が抜群なこと。
子どもって怖いもの知らずで座ったままテーブルを蹴ってみたり立ち上がって背面に体重をかけたりするので、安定感の悪いハイチェアだと本当にひとときも目が離せないんです……
トリップトラップは設置面積が広く、ベビーセットの延長グライダーを使えばさらに後ろにひっくりかえりにくくなるので転倒する心配はほとんどありません。
実家で子ども用にハイチェアを購入してくれたんですが、脚の幅が狭く子どもの激しい動きでひっくり返ったことが何度か……
毎日使うイスが「転倒するかもしれない」と思うと目が離せずストレスになるだけでなく、事故になると取り返しがつかないので安全に使える設計のトリップトラップは自信を持っておすすめできます。
成長しても長く使えてコスパがよい
トリップトラップは本体とベビーセットをあわせて4.5万円と高価ですが、赤ちゃん〜幼児期を過ぎても小学生・中学生と長く使えるので長期的にみるとコストパフォーマンスがよいです。
実際に我が家では生後5ヶ月で購入して現在7歳すぎても毎日食事の椅子として活躍中!
ベビーチェアは対象年齢が『5歳まで』のようなものが多いですが、そうなるとまだ大人用の椅子では大きいな……という6歳〜小学校低学年ごろのイス選びに迷いそう。子ども椅子の買い替えで頻繁に悩まなくていいというのも買ってよかったポイントです。
トリップトラップは座面や足置きの調整がこまかくできるので、身長にあわせて常にちょうどいい高さで座ることができるのもメリットです◎
お手入れが簡単・清潔に使える
トリップトラップは樹脂コーティングの木製でまるっと水拭きができるので、汚れてもサッときれいにすることができます。
座面が布製のベビーチェアも検討していましたが、子どもの椅子はなにかと汚れるので掃除のしやすいトリップトラップを選んでよかった!
座面や足置きの板の隙間にゴミがたまりますが、たまに板をはずして拭けばすっきりきれいに。
トリップトラップのベビーセット(トレイ、クッション)はいらない?
トリップトラップのよくある質問をまとめました。
ベビーセットはいらない?いつまで使う?
トリップトラップはベビーセットをつけることで生後6ヶ月からハイチェアとして使用できるようになります。
離乳食から使いたい!という方には必須のアイテムです。
- Qベビーセットはいつまで使う?
- A
我が家の場合は、上の子が「1歳7ヶ月まで」下の子が「1歳2ヶ月まで」使っていました。
ベビーセットは3歳頃まで使用可能となっていますが、
- しっかり座れるようになってきた
- 抱き上げてベビーセットに座らせるのがしんどくなってきた
- ベビーセットから抜け出そうとして逆に危ない
となってくる1歳半〜2歳頃には、そろそろベビーセットを外すタイミングかなと思います。
ベビーセットをいつまで使うかは身体の成長によって個人差があるところですが、うちの子2人で使った感覚では「走り始める頃=ベビーセットが取れる」という感じで体幹がしっかりしてきたら座っているときに不安定になることも減り、活発になるのでベビーセットに入れてられなくなってきます。笑
生後6ヶ月から使い始めて1年も使わない場合がありますが、ベビーセットは必須なので購入もしくはメルカリなどのフリマサイトでもいいので必ず用意しましょう。
ちなみに背もたれと延長グライダーは7歳の今もつけています。
クッションはいらない?
- Qトリップトラップのクッションはいりますか?
- A
必須ではありません。クッションなしでも普通に使えます。
悩む場合はクッションなしで使ってみてあとから買い足せばOKです。
実際に我が家ではクッションは使いませんでした。
食事をするときだけなのでそこまで長時間座ることもないし、汚れがつきやすくクッションの管理をするのも大変だと思ったので私は買わなくてよかったと思ってます。
トレイはいらない?
- Qトリップトラップのトレイはいりますか?
- A
必須ではありません。トレイなしでダイニングテーブルで食事できます。
(トレイを使うメリット・デメリットは後で紹介します。)
我が家はトレイを購入せず大人と同じようにダイニングテーブルで食事をしていましたが、特に困ったことはなったのでトレイはなくても大丈夫でした。
実際に子どもの離乳食〜幼児期を経験すると、0〜1歳の頃はスプーンやフォークでテーブルをガンガン叩いたり、3歳くらいまでは本当によくご飯をこぼしてテーブルがぐちゃぐちゃになります……
お気に入りのテーブル、特に無垢素材だったりすると傷つきやすくしみ汚れもつきやすいので、赤ちゃん〜幼児期はトレイを導入することで食事ストレスを減らすことができそうです◎
デメリットとしては、トリップトラップの本体とベビーセットだけでも高価なのでさらに1万円近い出費になるのが痛いところ。絶対に必要なものではないので、費用が気になる方は最初から買わずに様子を見るのがおすすめです。
また、食事のたびにトレイ自体を拭いたりたまには取り外して洗ったりと掃除の手間がかかります。
ダイニングテーブルならいくらぐちゃぐちゃになってもサッと拭けばOKなので楽でした。
また、最近人気の吸盤でくっつくお皿を使いたい人は「トリップトラップのトレイにくっつかない!」と困っている声が多数!
すでに購入しているものがある場合はくっつかず無駄になってしまう可能性があります……
トリップトラップは後悔する?実際に使ったレビュー・口コミまとめ
ストッケのトリップトラップはデメリットもありますが、実際に使ってみて本当におすすめできるハイチェアです!
「買ったけど使わなくなった」という口コミは見られず実際に我が家でも上の子の生後5ヶ月〜現在7歳まで快適に気に入って使い続けています。
「後悔したらどうしよう……」と悩んでいる方の疑問が解決して、大事なお子さんのベビーチェア選びの参考にしていただければ嬉しいです◎
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