【鉄フライパンおすすめ6選】メイン使いにできる!初心者にも扱いやすいのはコレ

【鉄フライパンおすすめ6選】メイン使いにできる!初心者にも扱いやすいのはコレ キッチン用品
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こびりつかないコーティングが施されたフライパンは、火加減の調整不要・油も少なめでOKと手軽に調理するには便利ですが、コーティングの剥がれは避けられず寿命は良くて2年ほど。

フライパンを買い替えるのにうんざり……
フッ素樹脂などのコーティングの身体への悪影響も気になる。

という方におすすめしたいのが『鉄フライパン』

私自身、2年ほど前からサブの22cmフライパンとして鉄フライパンを愛用していますが、思ったより調理やお手入れも難しくなく、何より強火調理で素材がおいしく仕上がることに感動してメインフライパンも鉄フライパンを検討しているほどです!

そんな愛用者の目線で、「鉄フライパン」のおすすめ6選を詳しく解説していきます。

実際に購入するつもりで比較検討したので、鉄フライパンを探している方に参考になれば嬉しいです!

鉄フライパンおすすめ6選|人気メーカーを比較してみました

Amazon、楽天市場などで人気の鉄フライパンを調査。下記の基準で「自分でも使ってみたい!」と思ったものを6つピックアップしました。

鉄フライパンを選んだ基準
  • レビュー高評価の人気商品
  • 初心者でも使いやすい
  • 長く使いたいデザイン性のよいもの
  • メインで使える「26cmフライパン」
商品名クリックで詳細に飛べます!
メーカー・商品名特徴定価(26cmで比較)重さ(26cmで比較)底厚ハンドルサイズ展開
ビタクラフト
スーパー鉄

「窒化4層加工」で錆びにくく焼き入れや油ひきなどのお手入れが不要。ステンレスハンドルがスタイリッシュ11,000円(税込)約963g1.6mmステンレスフライパン20cm、24cm、26cm、28cm、テーブルパン22cm、ウォックパン22cm、24cm
26cm、28cm、30cm、33cm、エッグパン
リバーライト
極JAPAN

深さがあり丸みのある立ち上がりで、炒め物にも使いやすい
窒化加工でこびりつきにくい
7,700円(税込)〜約950g1.6mm天然木フライパン16cm、18cm、20cm、22cm、24cm、26cm、28cm、炒め鍋、たまご焼き、クレープパン、厚板フライパン
藤田金属
こだわり職人

ハードテンパー加工でこびりつきにくい、高品質なのに樹脂ハンドルで低価格が魅力1,927円(税込)
※Amazon参考価格
約1,070g1.6mmフェノール樹脂フライパン20cm、24cm、26cm、28cm、深型フライパン20cm、28cm、玉子焼き
柳宗理
マグマプレート加工

蓋付き
マグマプレート加工でこびりつきにくい、両端に注ぎ口がついた特徴的な形状
6,050円(税込)※25cm約1,420g1.6mm
(1.2mm)
フェノール樹脂フライパン18cm、22cm、25cm
和平フレイズ
enzo

立ち上がり角度70度と焼底面が広く「焼き」に向いた形状、ハンドルデザインがおしゃれ9,350円(税込)約1,100g2.0mm天然木(ブナ)、ステンレスフライパン20cm、22cm、24cm、26cm、
中尾アルミ製作所
キングパン

IH使用不可
錆止めの焼き切り作業が必要
厚手で本格派の鉄フライパン
3,068円(税込)※Amazon参考価格約1,200g2.0mm16cm〜2cm刻み(45cmまで)

ひとつずつ詳細を見ていきます!

ビタクラフト スーパー鉄

内径26cm/深さ4.3cm/底径20.5cm
板厚:約1.6mm
重量:約963g
材質:本体:鉄(窒化加工)、ハンドル:ステンレススチール
熱源:ガス、IH
生産国:日本
定価:11,000円(税込)

メリットデメリット
・デザインがおしゃれ
・窒化4層加工で食材がこびりつきにくい
・使いはじめの焼き切り作業が不要
・価格が高め
・浅めの形状で炒め物などにやや不向き(ウォックパンもあり)

ビタクラフトの「スーパー鉄」はステンレスハンドルがおしゃれでデザイン性も高く大人気の商品。

窒化4層加工がされているので、使い始めの焼き切り作業が不要で、さびにくく油引きなどのお手入れも不要なのが鉄フライパン初心者にも扱いやすいです。

26cmで定価11,000円とフライパンにしてはやや高価ですが、鉄フライパンはコーティングの剥がれによる劣化がなく長期間使えるので「せっかくなら気に入ったデザインの鉄フライパンを買いたい!」という方には高い買い物ではないはず。

底面が広くとってあり深さはやや浅めなので、炒めるより「焼く」調理に向いた形状。

深型フライパン(ウォックパン)もサイズ展開が豊富にあり、幅広い調理をカバーしたい場合はこちらのウォックパンがおすすめです。

リバーライト 極JAPAN

外径26cm/高さ5.0cm/底径17.5cm
板厚:1.6mm
重量:約950g
材質:本体:鉄(表面仕上げ/窒素含浸)、ハンドル:天然木
熱源:ガス、IH
生産国:日本
定価:7,700円(税込)〜※ハンドル素材によって異なる

メリットデメリット
・鉄フライパンといえば!というほど人気
・オールマイティーな調理に対応できる形状
・使いはじめの焼き切り作業が不要
・天然木ハンドルで大きいサイズでも持ち心地◎
・木製ハンドルの劣化の心配がある(交換可)
・底面積が小さめで焼く調理にやや不向き

リバーライトは1976年に創業された鉄フライパン製造メーカーで、そのなかでも「極JAPANシリーズ」が大人気。

鉄に特殊熱処理を施して「窒化鉄層+酸化鉄層」を形成することで使い始めのから焼きも不要、使用後に油を塗らなくてもさびにくく初心者でも扱いやすい鉄フライパンです。

天然木のハンドルも特徴的で、重い鉄フライパンを持つときにハンドルとの手なじみがよくまた熱くなりにくいのがメリット。

ハンドルの材質が選べたり、ハンドルが劣化してきたら交換(スペアハンドル837円)することも可能で愛着をもって長く使う前提のものづくりが好印象です。

こちらのベーシックタイプはやや深型で調理方法を選ばず使いやすい形状↓

他にも、炒め物やチャーハンに便利な炒め鍋、底が厚く(3.2mm)ハンバーグや餃子も美味しく焼ける厚板フライパンもあるので用途に合わせて選べます。

藤田金属 こだわり職人

幅26cm/深さ約5.5cm
板厚:1.6mm
重量:約1,070g
材質:本体:鉄(ハードテンパー加工)、ハンドル:アルミ、フェノール樹脂
熱源:ガス、IH
生産国:日本
価格:1,927円(税込)※Amazon参考価格

メリットデメリット
・価格が圧倒的に安い
・深さがあり炒め調理もしやすい
・使いはじめの焼き切り作業が不要
・樹脂ハンドルでややチープな見た目

藤田金属は4代続く金型製造から製品加工・販売までを一貫して行う町工場の会社で、鉄フライパンメーカーとしてはかなり有名のようです。

鉄フライパンの取手をはずしてそのままお皿にできるような「フライパンジュウ」など革新的な製品づくりも。

そのなかでも一番お手頃でAmazonで人気の「こだわり職人」シリーズは、なんと26cmフライパンが1,000円台で買えちゃいます!

ハードテンパー加工(高温で焼き入れ+油に浸す)がされていて、使い始めのから焼き不要、さびにくくこびりつきにくいので初心者でも使いやすい鉄フライパンです。

ハンドルは樹脂製で一般的なコーティングフライパンのような見た目、好みが分かれるところかもしれませんが今まで使っていたフライパンと同じ感じで使いたいという方にはいいかも。

とにかく価格がお手頃でデメリットもなし!

鉄フライパンを使いこなせるか不安な方にはピッタリな1本です。

やや価格は上がるんですが木製ハンドルの製品もありこちらも人気!長く使うことを考えるとデザインや劣化のしやすさも含めて好みのものを選ぶのがおすすめです。

\板厚1.6mmで軽量、おしゃれ!/

\川端滝三郎商店とのコラボ商品も人気!/

柳宗理 マグマプレート加工

直径25cm/幅29cm/深さ(不明)
板厚:1.6mm(18cmと22cmは1.2mm)
重量:約1,420g
材質:本体:鉄(マグマプレート加工)、ハンドル:フェノール樹脂
熱源:ガス、IH
生産国:日本
定価:6,050円(税込)

メリットデメリット
・マグマプレート加工で焦げつきにくく蓄熱性が高い
・ぽってりとしたデザインがおしゃれ
・蓋付き(コスパも良い)
・使いはじめの焼き切り作業が不要
・注ぎ口がある特殊な形状に好き嫌いがありそう
・26cm径に対して横幅が29cmとスペースをとる
・やや重い

・シリコン樹脂塗装がはがれてくる

デザイン性と使いやすさを両立したキッチンツールが人気の柳宗理ブランド、鉄フライパンもそのうちの一つです。

フライパンの左右に注ぎ口が付いているデザインが特徴的で、付属のフタをずらすことで水分を切ったり蒸気を逃したりという使い方も。

「マグマプレート加工」といって表面に南部鉄器風の凸凹を浮き立たせ、黒色酸化被膜、シリコン樹脂塗装を施してあり、こびりつきにくく、熱伝導性や耐久性も高いという特徴があります。

錆止めの焼き切り作業をせずすぐに使い始められてお手入れも簡単なのが魅力ですが、「シリコン樹脂塗装」といってだんだん剥がれてくるコーティングがされているので理解して購入するようにしましょう。

シリコン樹脂塗装って何?

シリコン樹脂塗装のものは塗装の焼き切りが必要がなく、すぐに調理を始められるのが特徴です。シリコン樹脂塗装自体は調理しているうちに自然に取れていきますが、食品衛生法の規格に適合したもの使用していますので体内に入っても吸収されず体外に排出されてしまうので安心してご使用ください。(人体には無害です)

引用:和平フレイズ株式会社 鉄製品の特徴・お手入れ

シリコン樹脂塗装は安全なの?

シリコンは人体にも存在する物質であり、シリコン樹脂に関しても有害物質は含まれていません。タンパク質も含まないため、アレルギー反応も皆無です。また、仮に燃焼してもダイオキシンなどの有害物質が発生しません。そのため、非常に安全性が高く、食品衛生法による適合品(厚生省告示第 20 号)としても認められています。

引用:株式会社フカサワ シリコン樹脂加工の基礎知識|製品の種類やシリコン素材の特徴を解説

使い込んで全て被膜が剥がれたら普通の鉄フライパンになるってこと。

人体に安全とはいえ、「調理中に剥がれてくるのは抵抗ある……」という方はシリコン樹脂塗装なしのフライパンにした方が無難かな。

柳宗理鉄フライパンには「マグマプレート加工」だけでなく「ダブルファイバー窒化加工」タイプもあり、25cmで定価9,900円と高価にはなりますがシリコン樹脂塗装が気になる方はこちらも検討してみてください。

和平フレイズ enzo(エンゾウ)

直径26.5cm/深さ(不明)
板厚:2.0mm
重量:約1,100g
材質:本体:鉄(内面・外面シリコン樹脂塗装)、ハンドル:天然木(ブナ)、ステンレス
熱源:ガス、IH
生産国:日本
定価:9,350円(税込)

メリットデメリット
・ハンドルデザインがおしゃれ
・底面が広くとってあり焼く調理がしやすい
・シリコン樹脂塗装でこびりつきにくい
・使いはじめの焼き切り作業が不要
・価格が高め
・縁の立ち上がりが急で浅め(高さの記載はなし)なので炒め調理にはやや不向き

・シリコン樹脂塗装がはがれてくる

新潟市燕三条市の老舗企業で、幅広いキッチンツールを展開している和平フレイズの鉄フライパン「enzo(エンゾウ)」シリーズ。

お手頃なコーティングフライパンのイメージが強かったけど、めちゃくちゃデザイン性が高くて一目惚れレベルでした!

フチの立ち上がり角度70度で底面が広くとってあり、さらに底厚2.0mmと厚めなのでステーキやハンバーグなど「焼き」調理にピッタリなフライパンです。

ブナの天然木とステンレスのハンドルデザインもかっこよく、テーブルにそのまま出しても映えることまちがいなし!

ただこちらも柳宗理マグマプレート鉄フライパンと同様「シリコン樹脂塗装」のタイプなので、使い始めの手軽さは嬉しい一方使っていくにつれて塗装がはげていく過程があることは理解しておく必要があります。

フライパンは底が広く浅めな形状で炒めものなどにはやや不向きなので、用途に応じてこちらの中華鍋もチェックしてみてください。

中尾アルミ製作所 キングパン

内径26cm/深さ4.8cm/底径19cm
板厚:2mm(16〜22cmは1.6mm)
重量:約1,200g
材質:本体・ハンドル:鉄
熱源:ガス専用
生産国:日本
価格:3,068円(税込)※Amazon参考価格

メリットデメリット
・24cm以上は底厚2mmと厚めで高い蓄熱性
・ハンドルまでオール鉄の業務用デザインがかっこいい
・ハンドル劣化の心配がない
・価格が安い
・使い始めに錆止め剤の焼き切り作業が必要
・IH非対応
・無加工なのでこびりつき、錆びなどがやや出やすい
・やや重い
・大きいサイズだと鉄ハンドルが手に食い込んで痛い

我が家で実際に愛用しているのがこの中尾アルミ製作所のキングパンで、鉄フライパンデビューで失敗しても痛手にならない価格帯で選んだんですが、まさに「鉄!」といった無骨な見た目とシンプルさが気に入っています。

すいません、こちら6選に選んだんですが初心者さんには積極的にはおすすめしません……

先に挙げた5つのフライパンと違って「錆止め剤の焼き切り作業」が必要なのが一番のネックで、強火で長時間加熱する必要があるので家庭のコンロでこの作業をするのはなかなか大変(そもそもIHの方は使用不可)。

また、油がフライパンに馴染むまではややこびりつきやすく錆びやすいので、メインフライパンとしていろんな料理を作りたい場合はこびりつかない表面加工がされているものを選ぶ方が扱いやすいかなと思います。

持ち手まで鉄のこのタイプは素手で持つと手が痛いデメリットはありますが、ハンドルの劣化の心配がなく、気軽にキャンプやBBQにも持ち出せるのがメリット。

焼き切り作業さえクリアできれば、特に小さめサイズを1本持っておくと遠慮なく使えて便利ですよ◎

まとめ:初心者のメイン使いにもおすすめの鉄フライパンはこれ

おすすめの鉄フライパン6選を紹介しました。

メイン使いにするなら、食材や調理法によらず使いやすいことが大事なので「窒化加工」や「シリコン樹脂塗装」などこびりつきにくく表面加工されたものが鉄フライパン初心者さんにはおすすめです。

目玉焼きはできるけど、チャーハンを作ったらこびりつくんだよな……とかの苦手があるとだんだん使わなくなってしまうと思うので。

調べてみると今回選んだもの以外にも「シリコン樹脂塗装」の鉄フライパンも結構多くあり、人体に影響ないとはいえ「調理していたら表面がはがれてきた!」「口に入っていいものなのか不安……」というレビューも見られました。その点「窒化加工」のフライパンを選ぶと塗装はがれの心配もなく安心して調理ができるかなと思います。

以上を踏まえて、私がメインフライパンとして特におすすめする鉄フライパンがこの2つ。

◾️スタイリッシュさで選ぶなら「ビタクラフトスーパー鉄」

◾️これ1本で万能!で選ぶなら「リバーライト極JAPAN」

どちらも人気でレビュー数・評価ともに多く、間違いのない鉄フライパンです!

また、藤田金属は品質面・扱いやすさはビタクラフトやリバーライトに劣らず、ラインナップが豊富で低価格なものも選べるので「鉄フライパンを使いこなせるか自信がない、高価なものはちょっと……」という方にはこちらもおすすめです!

ぜひ参考にして、お気に入りの鉄フライパンを選んでみてください◎

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