【徹底比較】日本トリムとパナソニック水素水整水器はどう違う?おすすめの選び方

【徹底比較】日本トリムとパナソニック水素水整水器、どっちがいい?おすすめの選び方 家電
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毎日飲むお水、「少しでも安全で体にやさしい水を選びたい」と考える方に注目されているのが水道水から手軽に水素水を生成できる電解水素水整水器

中でも人気なのが、医療機器メーカーとして知られる日本トリムと、家電の大手ブランドパナソニックです。

どちらも信頼できるメーカーですが、

「価格や性能、使いやすさの違いは?」
「うちの家族にはどっちが合うの?」


と迷ってしまう方も多いはず。

この記事では、日本トリムとパナソニックの整水器の違いをわかりやすく比較していきます。

関連記事我が家で愛用中の日本トリム「TRIM ION HYPER」のレビュー記事はこちら
日本トリム整水器を買って後悔は?7年使って感じたデメリット・メリットをレビュー

日本トリムとパナソニックの水素水整水器の特徴や製品ラインナップ

まずは、日本トリムとパナソニックそれぞれの水素水整水器について、どんな特徴や製品ラインナップがあるのかそれぞれ解説していきます。

日本トリムの電解水素水整水器の特徴

日本トリムは、1982年に大阪で設立した整水器を製造・販売する国内大手メーカーで、電解水素水整水器のパイオニアともいえる存在。

日本トリム公式サイト

日本トリムの整水器は管理医療機器として正式に認証されている点が特徴です。また家庭用だけでなく、医療用、農業用と幅広い分野で製品を提供しています。

主力モデルは「TRIM ION」シリーズ。
水の電解性能が高く、水素を多く含んだ還元水を安定して作れるのが強みです。
価格帯はやや高めですが、性能・耐久性・サポート体制は非常に高評価です。

◾️日本トリム製品ラインナップ

モデル名特徴定価(税込)
TRIM ION GRACE
ハイブリッドダブル電解システム搭載で水素濃度最大1300ppbの水素水を生成可能な最上位モデル294,800円
TRIM ION Refine
水素濃度の高い電解水素水を生成できる「ハイブリッドダブル電解システム」搭載239,800円
TRIM ION HYPER
水素濃度目安がわかる表示パネル搭載206,800円
TRIM ION Well
エントリーモデル
設置面積最小、コンパクトでミニマルなデザイン
157,300円
(クーポン利用で99,000円)

>>日本トリム公式サイトで製品一覧を見る

パナソニックの水素水生成器・アルカリイオン整水器の特徴

一方のパナソニックは、言わずと知れた家電メーカー。幅広い製品展開のなかで「健康家電」のカテゴリーで水素水生成器、アルカリイオン整水器、浄水器などが販売されています。

パナソニック公式サイト

飲用に限らず高濃度の電解水素水を作ることができる「水素水生成器」のほか、本体コストを抑えて飲用の電解水素水が手軽に作れる「アルカリイオン整水器」などユーザーのニーズに合わせて選べる製品展開になっています。

パナソニックの水素生成器、アルカリイオン整水器も全ての製品が管理医療機器として認定されていて胃腸症状の改善効果が認められています。

大手メーカーならではのサポート体制やフィルター供給の安心感も魅力です。

◾️パナソニック水素水生成器・アルカリイオン整水器製品ラインナップ

モデル名特徴オンラインストア価格(税込)
TK-HS92
性能と使いやすさにすぐれた最上位タイプ211,000円
TK-HS71
基本性能にこだわったスタンダードタイプ、グッドデザイン賞受賞134,640円
TK-AS47
(アルカリイオン整水器)
アルカリイオン整水器のスタンダードタイプ59,400円
TK-AS48
(アルカリイオン整水器)
シンクから離して置けるタイプ69,300円
TK-AS31
(アルカリイオン整水器)
コンパクトなエントリーモデル42,600円

パナソニックの製品は公式オンラインストア以外にもAmazonや楽天市場で購入することができます。
>> Amazonで見る
>> 楽天市場で見る

日本トリムとパナソニックの水素水整水器を6つのポイントで徹底比較

日本トリムとパナソニックの水素水整水器について、下記の6つのポイントで詳しく比較していきます。

比較① 電解性能(水素濃度)

水素水整水器は、水道水を「電気分解」してアルカリ性の電解水素水と酸性水に分ける仕組みをもっており

  • アルカリ性の電解水素水(飲用)
  • 酸性水(洗顔などに利用)
  • 浄水

の3種類の水を生成することができます。

電解水素水には下のような特徴や効果があります。

  • 胃腸症状の改善の効果
  • pH9.0〜10.0のアルカリ性
  • ミネラル類(プラスイオン)が原水と比べ約5〜20%増加
    (カルシウムイオン、マグネシウムイオン、ナトリウムイオン等)

水素は時間とともに抜けていくので水道の蛇口から取水して作りたての水素水をいつでも飲めるというのが家庭用水素水生成器の魅力!

水素水整水器の電解性能について比較すると、下の表のようになります。

項目日本トリムパナソニック
電解性能医療機器レベルのハイブリッドダブル電解システム搭載(Refine、GRACE)5枚電極電解槽+水素チャージ機能付き
(イオン整水器は3枚電極のみ)
水素濃度最大1,300ppb(GRACE)記載なし

それぞれ機種によって水素水の電解性能は異なりますが、日本トリムはパナソニックにはない「固体高分子膜電解槽」でさらに高濃度の水素水が作れるモデルも発売されているのが大きく違うポイントです。

水素濃度が明記されていない機種が多く比較がしにくいですが、電解性能をまとめると下記のようになります。

  • 医療レベルの高濃度水素水が作れるのは日本トリムの上位機種(GRACE、Refine)
  • その他は価格が高いほど電極の枚数が多いなどスペックの差がある
  • パナソニックアルカリイオン整水器など電解性能が低めの機種でも管理医療機器として胃腸症状改善効果は認められている

「水素水濃度が高いほど健康効果が高まるのか」といった因果関係は現段階では研究中でまだ明らかになっていないので、電解性能の差をどのくらい重視するのかは正直いって人それぞれかなと思います。

価格にも直結してくるところなので、「せっかくならちょっと高くても高濃度の水素水が飲める機種にしたい」「電解性能はほどほどでコストを抑えたい」といった感じで検討することをおすすめします。

比較② 浄水カートリッジの性能

整水器にセットされているカートリッジ内に水道水を流し有害物質を吸着して浄水にする仕組みになっていて、浄水性能としては日本トリム、パナソニックでそれぞれ下記の表の除去対象物質について80%以上(濁りのみ50%以上)の除去性能が認められています。

日本トリムパナソニック
除去物質数22種類19種類
除去対象物質遊離残留塩素、濁り、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルム、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、総トリハロメタン、CAT(農薬)、2-MIB(カビ臭)、溶解性鉛、1,2-DCE、ベンゼン、ジェオスミン(カビ臭)、陰イオン界面活性剤、フェノール類、PFOS及びPFOA鉄(溶解性)、鉄(微粒子性)、溶解性マンガン、アルミニウム(中性)遊離残留塩素(カルキ)、濁り、クロロホルム、総トリハロメタン、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルム、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、CAT(農薬)、2-MIB(カビ臭)、溶解性鉛、1,2-DCE、ベンゼン、ジェオスミン(カビ臭)、フェノール類、PFOSおよびPFOA、鉄(微粒子状)、アルミニウム(中性)

除去物質数としては日本トリムが3つ多いですがどちらも優れた吸着性・浄水性能をもっています。

特に長く環境中に残りやすく健康に影響を及ぼす可能性のあるPFOS、PFOA(PTFE(有機フッ素化合物)の一種)をどちらも取り除くことができるので安心して飲むことができます。

カートリッジ自体の見た目もかなり似ていますが、構造はちょっと違っていてそれぞれ下の図のようになっています。

▼日本トリム「マイクロカーボンカートリッジ」

▼パナソニック「セラミック活性炭カートリッジ」

1年に1度など定期的にカートリッジ交換することで高い浄水機能を維持することができます。

日本トリム整水器の浄水カートリッジ交換時の様子
日本トリムの浄水カートリッジ交換時の様子

実際に我が家も日本トリムの整水器を使っているのですが、水道水特有のニオイや雑味がなくなり「家の水が一番おいしい」と思えるほど!子どもたちにも安心して飲ませることができるのも嬉しい◎

以前住んでいた古いマンションは水道水が飲めないほど不味かったのが整水器を導入して解消したので、「水道水の水質に不安がある」という方には特に日本トリムやそれと同クラスの浄水性能を持つパナソニックの整水器はおすすめです。

比較③ 使いやすさ・デザイン

日本トリムの整水器は、蛇口から取水して本体で浄水・電解をし、また蛇口部分から出水するタイプがメインになっています。

本体から直接出水するわけではないので少しシンクから離して置くこともでき置く場所を選ばないのがメリット。

日本トリム水素水整水器を設置している様子

水が出るのが蛇口1か所からなので、ごちゃつかずスッキリ。

水素水と浄水は蛇口につける分岐水栓から出水し、酸性水は排水ホースから排水されます。(ボタンで切り替えると分岐水栓から酸性水を出すこともできます。)

日本トリムのデザインはどのモデルもスタイリッシュで、直感的にわかりやすいボタンで操作性もよいです。

一方パナソニックの水素水生成器は、水道から取水して本体から出水するタイプがメイン。

シンクのそばに置く必要があるので置き場所が限定されること、水素水と浄水・原水が出る場所が2カ所に分かれる点が好みがわかれるポイントです。

▼パナソニックで唯一蛇口から出水するタイプはアルカリイオン整水器の「TK-AS48」。

デザインはどちらも、白や黒を基調としたキッチンになじむシンプルでスタイリッシュな見た目になっています。

操作性については日本トリムのトリムイオンハイパーしか触ったことがないのですが、日本トリムの製品は指でそっと触れるだけで認識してくれるボタンなので切り替え時にもストレスなく、液晶で水素濃度の目安が見えるタイプは直感的に使いやすく気に入っています。

比較④ 価格とランニングコスト

比較するときに気になるのは本体価格やランニングコストの違い。下の表にまとめました。

比較項目日本トリムパナソニック
本体価格約10〜30万円約13〜20万円
(イオン整水器は4万円台〜
カートリッジ1年に1回交換
約10,000円
2年に1回交換
約15,000円
耐久年数電極耐久時間:1,000時間
(HYPERは1,400時間)
電解槽使用限界時間:850時間
保証・サポートメーカー保証1年
修理対応あり
メーカー保証1年
修理対応あり

本体価格は、日本トリムは最安モデルのTRIM ION Well99,000円(クーポン利用)、最上級モデルのTRIM ION GRACEになると定価294,800円といずれも高額。

一方パナソニックは還元水素水生成器の2モデルはトリムと同価格帯ですが、アルカリイオン整水器になると42,600円〜69,300円本体価格をグッと抑えることができます

最安モデルはTK-AS31

管理医療機器として電解水素水が作れる点は他の高スペックモデルと一緒なので、水素濃度を気にしない+本体価格を最優先する場合はこちらの機種がおすすめ!

またランニングコストについては、どちらも浄水カートリッジの定期的な交換が必要。

  • 日本トリム:1年に1回
  • パナソニック:2年に1回

という交換時期の違いがあり、カートリッジの価格の差はあるものの10年使用で、日本トリムが10万円、パナソニックが7.5万円とランニングコストもパナソニックの方がややお得になっています。

何年使えるのかも気になるところですが、寿命は使用状況などによっても変わるのではっきりとどちらが長持ちかは言えないですが、電極の耐久時間でいうと日本トリムが約1,000時間パナソニックが約850時間日本トリムの方が電極の耐久年数は長く設定されています。

本体価格を抑えてもランニングコストは同じだけかかるということと、本体価格は生成できる水素濃度といったスペックに比例しているので長期利用することを考えて納得できるものを選ぶのが大事です!

比較⑤ 安全性・信頼性

最後に、日本トリムとパナソニックの安全性・信頼性について下の表の項目について比較します。

比較項目日本トリムパナソニック
管理医療機器認定あり認定あり
浄水能力有害物質22種除去有害物質19種除去
製造工場自社の製造子会社「トリムエレクトリックマシナリー」が高知県南国市の工場で製造国内生産ラインあり(具体工場名は非公表)
品質管理ISO13485(医療機器向け品質管理システム)およびISO9001の認証を取得済み記載なし
優位性整水器売上金額シェア No.1(2023年度データ)記載なし

どちらも家庭用管理医療機器として認定されており、またPFOA・PFOSなどをはじめ有害物質除去能力もJIS S 3201試験などで定められた基準を満たしており水素水整水器として信頼できる製品であると言えます。

「製造工場の所在地・体制」「医療機器認証」「ISO品質管理」の観点から見ると、パナソニックでは公表されていないデータも多く現時点では日本トリムの整水器の方が、“製造過程の透明性と安全性への配慮” で一段上と言えます。

日本トリムのように製造工場・品質管理を完全公開しているメーカーは少数であり、水素水整水器の製造販売に特化し、水素水業界トップシェアを誇る国内メーカーということで「とにかく信頼性・安全性について担保されたものを」と考える方は日本トリムを選べば間違いありません

ただしパナソニックについてはデータが公表されていない、記載がないというだけでもあり、日本の一流メーカーであり安全性は十分確保されていると考えていいと思います。

毎日飲む水なので安心して使えるかは大事な点ですよね。一つの判断材料にしてください。

日本トリムとパナソニックの整水器、おすすめの選び方

日本トリムとパナソニックの水素水整水器、それぞれどんな人におすすめかをまとめました。

日本トリムがおすすめな人
  • 高濃度水素水が作れる整水器がほしい(ハイブリッド電解方式のGRACE、Refineがおすすめ)
  • 安全性・信頼性を重視する
  • 水素水整水器のトップメーカーを選びたい
  • 蛇口から取水・出水するタイプがいい
  • 高級感のあるシンプルなデザインが好み
  • より高い浄水性能(有害物質除去能力)を求める
パナソニックがおすすめな人
  • とにかくコストを抑えて試してみたい(アルカリイオン整水器は4万円台〜)
  • 本体から出水するタイプがいい
  • 有名メーカーの信頼性に惹かれる
  • カートリッジの交換頻度が少ないものがいい(2年に1度交換)
  • 設置面積がコンパクトなデザインがいい

どちらも水素水整水器として管理医療機器に認定される製品で、正直いってどれを選んでも後悔はないと思います。

主に生成できる水素水濃度の違いによって本体価格はかなり変わってくるので、それぞれのメーカーでもどのモデルを選ぶかによって違いもあり比較しにくい点もありますが、参考にしてもらえると嬉しいです。

ちなみに我が家は「水素水整水器」という存在を日本トリムの営業で知ったので、パナソニックからも出ているとは知らず購入しました。笑

夫はなんでも一番いいものが欲しいタイプなのでたぶん比較しても日本トリムを選ぶと思いますが、「美味しい水が飲めたらOKで水素水の効果はそこまで求めてない……」という私みたいな方はパナソニックのアルカリイオン整水器で十分かなと思います。

高額なお買い物なので迷う方も多いと思いますが、水道から直接おいしいお水が飲めるというのは本当に毎日の生活が快適になるので、納得して選んでよい水素水整水器ライフを楽しんでもらいたいです。

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